石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

明日、民主党代表選挙が行われます

2012-12-24 23:19:53 | 活動レポート

すでにご存じの通り、明日(12月25日)、民主党の代表選挙が実施されます。

当初、12月22日(土)に両院議員総会を開いて代表選を行う予定だったのですが、12月19日(水)に行われた両院議員総会で、出席者から「3年3ヶ月の民主党政権の総括、そして衆議院選挙の総括をきちっとやってから新代表を選出すべきだ」という意見が多数だされたために予定を変更。22日には急きょ、両院議員、衆議院選候補者、都道府県連幹事長の合同懇談会を開催して、約2時間半をかけて総括を行いました。

この合同懇談会では、約50人が発言。発言者のほとんどは、衆議院選で議席を獲得出来なかった候補者と、都道府県連の代表者の皆さんだったのですが、大半は、26日の特別国会開会前に新代表を決め、新政権と対峙できる体制を早急に創り上げながら過去の総括をきっちり行うべきだ、というものでした。これを受けて、明日、25日に代表選を行うことになったわけです。

それにしても、懇談会での発言は、本当に心に響く発言が多くて、私も2度ほど、胸が詰まるほどに感じ入ってしまいました。いくつか紹介しましょう:

山尾志桜里さん:「反省が2点と要請が1点。反省は、総支部長として、地域組織作りが出来ていなかったこと。そして、国会議員として、民主党という党を本気で支援してこなかったこと。要請は、これから中道を代表する政党として、みんなで一枚岩になり、決められる政治を実践していって欲しいということ」

平岡秀夫さん:「これまでは、非自民の結集ということで民主党が求心力を保っていた。これからは、もっときちんと国のかたち、社会のかたちを示して、その思いを共有する者たちが結集して党を立て直して欲しい。2013年4月には、全国統一補欠選挙が予定されており、そこで自民党への対抗軸をはっきり示して反転攻勢をかけて欲しい」

藤田憲彦さん:「今回の選挙で、あらためて自治体レベルでの自民党の強さがはっきりした。党としての足腰を強くするためにも、ぜひ地方組織の強化を、そのためにも自治体選挙への対応強化を図って欲しい。そのためにも、過去の選挙結果をきっちりと分析して、今後につなげていって欲しい」

その他、「都道府県連の機能と役割を強化すべき」「自治体議員の強化を」「今回議席を得られなかった候補者への継続的な支援を。それが再生につながる」「小選挙区で勝ったことのない選挙区への対策強化を」「党としての理念の明確化と、その共有を」「民主党を応援してくれている支援者をもっと大切に」などなど、多くの建設的意見が出されました。

私も、発言者の皆さんの声・・・いや、心からの訴えをしっかりと聞かせていただきました。実際、今後の取り組みの糧になるポイントがたくさんあったのです。その意味では、こうして懇談会を開催していただいたことは大きな収穫だったと思います。


さて、その代表選、今のところ、立候補予定者は海江田さんと馬淵さんです。

今回選出される代表は、野田代表の任期の残存期間、2015年9月末までの任期になりますので、3年近くをかけて民主党の再生を図っていただける方でなければなりません。ポイントは4点だと思います。

  1. まずは、来年7月の参議院議員選挙、そして来年予定されている各地の地方選挙に向けて、候補者の皆さん、支援者の皆さんが、民主党の旗を掲げて戦っていける態勢と熱気をつくっていただける方でなければなりません。
  2. さらに、今回残念ながら涙を呑んだ方々が、次の衆議院選挙での捲土重来を期して活動を継続していける体制を築いてくれる人、その熱意を持ち続けていただける人でなければなりません。
  3. また、地方組織の機能と役割の強化、自治体議員の増強に向けて、全国に足を運びながら対話と実践を重ね、組織を土台から創り上げていってくれる人でなくてはなりません。
  4. そして何より、民主党の原点である中道リベラルの路線、つまり、「勤労者、生活者、納税者、消費者の皆さんを代表する政治」を推進していくために、その理念と政策を明確化し、保守の代表である自民党、維新の会、みんなの党に政策的に対峙できる人、それを発信していける人でなくてはなりません。


明日の両院議員総会で、候補者が党の再生に向けた決意を述べてくれるはずです。私は、以上の4点を判断基準としてしっかりと主張を聞かせていただいて、ベストな判断をしていきたいと思います。明日の代表選挙、ぜひご注目下さい!