G20（金融サミット）におけるトービン税に関する議論

先日のブログで、G20が初めてトービン税（国際金融取引への課税）の導入について議論する、という話を書きました。

ところが、G20が終わっても、日本のメディアにはトービン税に関する議論がどうなったのかという報道が見られなかったのです。どうなったのか？と思っていたら、今日になってこんな記事をネットで見つけました。

http://www.news.janjan.jp/world/0910/0909300988/1.php

要するに、議論の中で「トービン税」という具体的な名前は出てこなかったようですが、結論の中に「金融セクターがどのような貢献をできるか検討」というような文言が入ったということで、今後の引き続きの議論に道を開いた、ということのようです。

記事にもあるように、「半歩前進」ということなのでしょうか。もっと踏み込んだ議論がなかったのは残念ですが・・・。

今日は石川と栃木で行動しました

今日は、石川と栃木で行動してきたのですが、とても移動の長い一日となりました。

スタートは、石川県加賀の片山津温泉。こちらで開催されていた、情報労連・NTT労組の第43回弁護団総会にお邪魔させていただいて、全国各地からお集まりの弁護団の皆さんにご挨拶しました。

ちなみに、
情報労連・NTT労組の弁護団は、顧問契約を締結した弁護士の皆さんとNTT労組中央本部で構成しています。1969年に16人の顧問弁護士でスタートしたそうですが、1978年からは原則、1都道府県1人以上配置することになり、現在は全国61人の顧問弁護士で構成されています。主に、組合員やその家族への法律相談や、法律問題の調査・研究などが活動の中心ですが、特に法律相談については、全国で年間2000件に及ぶ相談を受けていただいているそうです。すでに長年に渡ってお付き合いをいただいている弁護士の皆さんも多くて、その全国的な支援ネットワークは、組織にとって素晴らしい財産となっています。

ということで、今日はその凄いメンバーを前に緊張気味で、なんだかこわばった挨拶になってしまいました。自己採点で30点ぐらい・・・。せっかく機会をいただいたのに申し訳ない限りですが、また弁護団の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

弁護団総会での挨拶を終えた後、小松空港から羽田へ。そのまま浅草に向かって、東武線で今度は鬼怒川温泉に向かいました。こちらで開催されているNTT労組持株本部の前期全役員研修でご挨拶するためです。

各地から参集の約150人の役員の皆さんに、自己紹介と決意表明という形で約20分、お話させていただきました。全体の3分の2ぐらいが今期役員になったばかりの新人役員の皆さんということで、年齢層も比較的若く、とてもフレッシュな印象でした。今後の皆さんの活躍に期待が膨らみますね。

鬼怒川温泉へ行ったのはほぼ10年ぶりぐらいで、できればゆっくり温泉に入っていきたかったのですが、明日また千葉で行動があるということで、終了後はすぐに駅へと向かいました。浅草へ戻る列車の中で、このブログを書いているところです。
ということで、今日の移動は、加賀→東京→鬼怒川→東京。長～い移動の一日でした！

明日は千葉で、NTT労組退職者の会・千葉県支部協の総会にお邪魔します。