議連の勉強会がありました。

食料・農業・農村基本法改正法についてや、米粉をめぐる状況、農林水産物・食品の輸出、インバウンド対応、県内の米粉の生産・流通状況についての説明を受けました。米価が低い頃に、米粉の活用ができればと考えていたこともあり、興味深く説明を聞かせていただきました。製粉にするにも結局コスト高になることや、小麦と比べてどうだといった話になりがちだということで、なかなか広がらなかったということでした。それでも、米粉パンの給食提供など、進んでいることもあり、新たな文化として進めていく必要性も協議されました。高齢者施設の米粉麺の提供や、外国人のハラールやビーガンに対応するための体制づくりなど、活用できる視点も見えてきました。
試食で食べさせていただきましたが、思った以上に普通に食べられて、言われないと気づかない人もいるんではないかと思う感じでした。意見交換の場があり、古米の活用策としてどうか尋ねると、中国四国農政局の方も同じ思いを持っておられたこと知れ、低温保存をしていれば、水分量も安定して、かえって古米の方が加工もしやすいし、味も遜色ないということでした。新米は、米で食べて、古米をこうした加工品で活用することが有効ではないかと思いました。
試食に協力してくださった、株式会社ごっつぉ神楽ホールディングスの吉岡功司代表取締役の話で、お客さんの選択肢を増やす意味で、割高にはなりますが、米粉麺も選択肢の一つとして選べるように事業を展開したいと言われていました。美味しくいただき、また、別のスープでも試してみたいと思います。ありがとうございました。
