若桜鬼ヶ城保存管理計画の報告会ということで、この作成に携われた方々をパネラーとしてパネルディスカッションが行われました。
鶴見大教授の伊藤先生は、時代に応じて領主の居住地が変わってきていることを示されながら、城は、戦の時に住民が逃げ込んできて、命や財産を守ってもらうためにあるものであることを話されました。その代わりに税金を納めていたということを話されました。だから、過疎化している現在もこの鬼ヶ城を起点として、まちづくりが可能であることを教えていただきました。「観光地にも必ずなる。」とも断言されました。
佐藤文化財調査官は、①つながり、②連携、③総合という言葉を残され、「城だけでなく、その周りにあるものもつなげ、連携させ、総合的にしていくことが大切である。」と言われ、まちづくりとも一緒に考える必要があるなあと思いました。
あまり詳しくない分野ですが、こういった行事に参加することで、思いを持つことができるので、なるべく参加していきたいと思います。