今年初の雅味近どう

■雅味近どう　岐阜市東鶉　2024.1.24

うちのＫさんと『雅味近どう』でお昼をいただきました。



大変寒い日だったので、芋焼酎「山ねこ」のお湯割をいただきました。

　　［ 前菜 ］


邪気を払う柊に、やがて訪れる節分を想います。
前菜をいただくと、お皿から顔を出す「鬼とお福さん」。

　　［ 真丈椀 ］



白味噌仕立ての海老真丈のお椀です。
白味噌仕立ての椀物をいただくのは久しぶり。

「汁の香りを楽しみながら、お椀の中の具材が出ないように箸で押さえ、だしを一口いただきます。
　具材は盛りつけてある上から順に食べていきます。汁と具材をバランスよく食べましょう。（瓢喜）」

　　［ お造り ］


新鮮な平目、鮪、烏賊、美味しかったです。

　　［ 蒸し饅頭 ］



蒸し饅頭、割ればなかには蟹がたっぷり。

　　［ 鰆の西京焼き ］


“芽が出る”縁起物のクワイ。
このチップ、美味でした。

　　［ ふぐと桜エビの揚げ物 ］


桜エビ。香りは、春。

　　［ 湯葉のあんかけご飯 ］


　　［ デザート ］


　日本料理には「椀刺しが華」という言葉があり、「お椀」と「お造り」のことをいうのですが、
「お椀」のお出汁と、「お造り」の庖丁が料理人のいちばんの腕の見せ所という意味です。（瓢喜）

近どうさんのお椀とお造りは、いつも期待を裏切りません。
食事の構成は、変わりませんが、内容は季節ごとに異なります。
そのことが飽きのこない理由でしょうか。
美味しい料理をいただくとほっとします。
今日も豊かな素敵な時間をいただきました。
またの機会を楽しみにしています。

　　　　　　　　　　　　　　　『　雅味　近どう 　』

　　　　　　　　　　　　　住所　岐阜市東鶉３丁目106-1
　　　　　　　　　　　　　TEL　(　058　)　272　－　5563