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日経平均、4週ぶり反発

2025年04月20日 | 捕らぬ狸の経済



  4月18日
  日経平均 3万4730.28円(352.68円高)
  TOPIX 2559.15(28.92ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 1.285%(-0.020)
  1ドル= 142.39 - 142.40円(0.50円高)


4月14日 3万3982円  16億8974万株 3兆8791億円
4月15日 3万4267円  15億8398万株 3兆5147億円
4月16日 3万3920円  16億4582万株 3兆8316億円
4月17日 3万4377円  15億6634万株 3兆7410億円
4月18日 3万4730円  14億7621万株 3兆3015億円

株探ニュース 2025.4.19
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今週の【早わかり株式市況】4週ぶり反発、関税交渉スタートで落ち着き取り戻す

今週の相場ポイント
1.日経平均は4週ぶり反発、3万4000円台後半に
2.相互関税で一部製品が除外、政策修正に期待
3.日米関税交渉スタート、為替の議論出ず安堵感
4.ASMLとTSMC、決算内容巡り明暗分かれる
5.医薬品株が物色人気、再生医療や肥満治療薬で


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比1144円(3.4%)高の3万4730円と、4週ぶりに上昇した。

今週は前週の大荒れ相場から落ち着きを取り戻し、概ね良好な地合いとなった。
米相互関税を巡り、世界の先陣を切る形で日米の交渉がスタートし、その内容に関心が集中。
世界の半導体関連大手の決算や株価の動きにも注目が集まった。


週明け14日(月)の東京株式市場は上昇。
前週末の米国株市場が上昇した流れを引き継いだ。
日経平均が前週末に大幅安だった反動もあったもよう。

15日(火)も上昇。
前日に米国がスマートフォンなどの電子関連製品を相互関税の対象から一時除外し、更に自動車関税の救済策を巡る報道も伝わった。
関税政策の修正期待が膨らみ、同日の米株市場は上昇。
東京市場でも自動車株などに見直し買いが流入し、全体相場に浮揚力が働いた。

16日(水)は反落。
半導体セクターを中心にリスクオフの動きが広がった。
米エヌビディアが対中輸出規制に絡む材料で時間外取引で急落したことや、オランダのASMLホールディングが発表した決算がコンセンサスを下回る内容だったことが嫌気された。

17日(木)は反発。
この日朝方に日米の関税交渉が行われた。
トランプ米大統領が急遽参加するなど想定外の事態もあったが、交渉自体は日本側が懸念する為替に関する議論は出ず、ひとまず安堵感が広がった。
取引時間中に台湾TSMCの決算が明らかとなり、これが好感され半導体関連株がリバウンドに転じた。

18日(金)も上昇。
引き続き買い優勢の展開が続いた。
個別では肥満治療薬を巡り中外製薬<4519>が急騰。
再生医療に絡み、個別で材料があったその他のバイオ株にも物色人気が広がり、この日は医薬品セクターが相場の主役となった。


来週のポイント
来週も引き続き米関税政策や米中貿易戦争の行方に左右されそうだ。
トランプ米大統領の言動は予想がつかず、市場がいきなり波乱に見舞われるといった展開への警戒は解けない。
今週は関税の影響を受けにくい内需株中心の物色が盛んだったが、この流れはしばらく続くと思われる。
また、足もとの円高進行もあり輸出株には厳しい相場となりそうだ。


重要イベントとしては、国内は特になし。
海外では21日に発表される中国4月最優遇貸出金利と米国3月コンファレンス・ボード景気先行指数、23-24日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議、23日に発表される米国3月新築住宅販売件数、27日に発表される中国1-3月工業企業利益に注視が必要だろう。


日々の動き(4月14日~4月18日)

4月14日(月) 反発、米株高を受けリスク選好も終盤伸び悩む
       日経平均 33982.36( +396.78) 売買高16億8974万株 売買代金3兆8791億円


4月15日(火) 続伸、米関税政策の修正期待で買い優勢
       日経平均 34267.54( +285.18) 売買高15億8398万株 売買代金3兆5147億円


4月16日(水) 3日ぶり反落、半導体関連株を中心に売り優勢
       日経平均 33920.40( -347.14) 売買高16億4582万株 売買代金3兆8316億円


4月17日(木) 大幅反発、日米関税交渉を受け買い戻しが優勢
       日経平均 34377.60( +457.20) 売買高15億6634万株 売買代金3兆7410億円


4月18日(金) 続伸、医薬品などディフェンシブ株が牽引
       日経平均 34730.28( +352.68) 売買高14億7621万株 売買代金3兆3015億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、32業種が値上がり
(2)再生医療や肥満症薬を巡り中外薬など医薬品に買い集中、上昇率断トツ
(3)大成建など建設、アサヒなど食料品、三井倉HDなど倉庫・運輸といった内需株が堅調
(4)東京海上など保険、みずほFGなど銀行、オリックスなどその他金融といった金融株も高い
(5)トヨタなど自動車、NECなど電機、HOYAなど精密機器といった輸出株も買われた
(6)全業種中唯一の値下がりは郵船など海運


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) 円高メリット
2(5) 半導体
3(1) ディフェンシブ
4(4) 防衛
5(19) 半導体製造装置
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



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