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日経平均、33年11ヵ月ぶりの高値圏へ大幅反発

2024年01月14日 | 捕らぬ狸の経済



  1月12日
  日経平均 3万5577.11円(527.25円高)
  TOPIX 2494.23(11.36ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.585%(-0.015)
  1ドル= 145.14 - 145.16円(0.25円高)


1月9日 3万3763円  16億6160万株 4兆1349億円
1月10日 3万4441円  15億6222万株 4兆0664億円
1月11日 3万5049円  18億4940万株 4兆7912億円
1月12日 3万5577円  18億3821万株 5兆0496億円


株探ニュース 2024.1.13
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今週の【早わかり株式市況】大幅反発、33年11ヵ月ぶり高値圏へ一気に駆け上がる

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり大幅反発、3万5000円台突破
2.月曜は国内休場、米国ではハイテク株高の流れに
3.連休明けからリスク選好ムード、半導体株に物色
4.買いの勢い止まらず、先物主導で一気に上げ幅拡大
5.ファストリ好決算で急伸、日経平均押し上げに寄与


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比2199円(6.6%)高の3万5577円と、2週ぶりに大幅上昇した。

今週は終始買い気の強い地合いだった。
日経平均はわずか1週間で2000円強も上昇。
これまで何度もトライしては跳ね返されてきた昨年7月の終値ベースの高値を一気に上抜け、バブル崩壊後の高値圏に突入した。


3連休明け9日(火)の東京株式市場は大きくリスクオンに傾き、日経平均は大幅高。
前日の米国株市場では長期金利低下を好感する形でハイテク株が買われ、NYダウやナスダック総合株価指数が高かったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大きく上昇した。
この流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株を中心に物色が波及。
日経平均は終値で昨年7月高値(3万3753円)を上回り、バブル崩壊後の最高値を更新した。

10日(水)もリスク選好ムードが継続。
日経平均は先物主導のインデックス買いで一気に上げ幅を広げ、一時700円を超える値上がりをみせた。
終値でも678円高となり、3万4000円台に乗せて取引を終えた。

11日(木)も日経平均は600円超の上げに。
連日の大幅高で一気に3万5000円台を突破した。
この日夜の米CPI発表を前に買い手控え感が強まるかに思われたが、米株高や円安を支えに投資資金の流入は衰えなかった。
翌日のオプションSQ算出に絡み、先物を使った思惑的な売買も上げ足を助長した。

12日(金)も買いの勢いは止まらず。
前日に好決算を発表したファーストリテイリングが急伸し、日経平均の一段の押し上げに寄与した。
東証プライムの売買代金は連日4兆円台を記録していたが、この日は5兆円台に乗せる大商いとなった。


来週のポイント
来週は15日に東証が公表する「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」が高い関心を集めており、プライム市場に上場する各企業の対応が注目される。
日経平均は3万5000円を突破し、目先達成感や過熱感が意識されるなかで水準を維持できるかが焦点となりそうだ。


重要イベントとしては、国内では18日朝に発表される11月機械受注、19日朝に発表される12月全国消費者物価指数が注目される。
海外では、15日発表の中国MLF(中期貸出制度)金利、17日に発表される中国10-12月期GDP、中国12月の小売売上高と鉱工業生産、米国12月の小売売上高と鉱工業生産指数、18日発表の米国12月住宅着工件数に注視が必要だろう。


日々の動き(1月9日~1月12日)
1月9日(火) 大幅続伸、リスク選好の地合でバブル後高値更新
       日経平均 33763.18( +385.76) 売買高16億6160万株 売買代金4兆1349億円


1月10日(水) 3日続伸、先物主導で買われ連日の高値更新
       日経平均 34441.72( +678.54) 売買高15億6222万株 売買代金4兆0664億円


1月11日(木) 4日続伸、米株高と円安で3万5000円台乗せ
       日経平均 35049.86( +608.14) 売買高18億4940万株 売買代金4兆7912億円


1月12日(金) 5日続伸、先物主導で33年11ヵ月ぶりの高値圏
       日経平均 35577.11( +527.25) 売買高18億3821万株 売買代金5兆0496億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、31業種が値上がり
(2)値上がりトップは任天堂などその他製品
(3)HOYAなど精密機器、日立など電機、ダイキンなど機械といった輸出株は大幅高
(4)NTTなど情報通信、三井不など不動産、リクルートなどサービスといった内需株も高い
(5)金融株は東京海上など保険、野村など証券、日本取引所などその他金融が値を上げた
(6)値下がりは郵船など海運と日本製鉄など鉄鋼の2業種のみ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 半導体
2(3) 復興 令和6年能登半島地震からの復旧・復興に関心高まる
3(2) 防災
4(5) 半導体製造装置 米エヌビディア株高効果で人気再燃
5(7) 人工知能
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)


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