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日経平均、実体経済との乖離をどう克服

2020年08月16日 | 捕らぬ狸の経済


 8月14日
 日経平均 2万3289.36円(+39.75円)
 TOPIX 1623.38(-0.77)
 出来高 10億5553万株
 長期金利(新発10年国債) 0.045%(+0.015)
 1ドル=106.75円(0.12円安)


8月11日 2万2750円  16億2714万株 2兆7430億円
8月12日 2万2843円  14億9113万株 2兆5602億円
8月13日 2万3249円  14億1149万株 2兆5583億円
8月14日 2万3289円  10億5553万株 2兆0270億円


■株探ニュース 2020.8.8.15
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今週の【早わかり株式市況】半年ぶり高値に浮上、米株高と円安で買い継続

今週の相場ポイント

1.日経平均株価は2週連続の大幅上昇、週間ベースの上昇幅は950円強に
2.新型コロナワクチンへの期待が高まりNYダウは一時2万8000ドル乗せ
3.リスクオン姿勢が強まるなか、為替は1ドル=106円後半へ円安が進行
4.米国市場の上昇に連動する格好で日経平均は2万3000円台を回復
5.週末は小幅高も日経平均は4日続伸し、約半年ぶりの高値で取引を終える


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比959円(4.30%)高の2万3289円と2週連続で大幅上昇し、2万3000円大台に乗せ約半年ぶりの高値に浮上した。

今週は米国株市場で新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待もあり、NYダウは一時2万8000ドル台まで上昇。
ナスダック指数も最高値水準での取引が続いた。
日経平均も米株高に連動する形で幅広く買いが入り、約半年ぶりに2万3000円台に乗せた。


3連休明け11日(火)は前日の米国株市場でNYダウが350ドル強上昇し7連騰となったことを好感。
日経平均は前週末に比べ420円高と4日ぶりに急反発した。
為替も1ドル=106円台に円安が進行したことも好感された。
不動産や鉄鋼株などが買われた。

12日(水)は前日の米国市場でNYダウ、ナスダック指数はともに反落したが、日経平均の下値には買いが入り93円高と続伸。
為替が1ドル=106円後半と円安が進行したことも追い風となった。
ワクチン開発への期待から鉄鋼や機械など景気敏感株が買われた。

13日(木)は前日のNYダウが上伸した流れを引き継ぎ、日経平均は405円高と3日続伸。
2月中旬以来、約半年ぶりとなる節目の2万3000円ラインを突破した。
米フィラデルフィア半導体指数が最高値を更新し、東京市場でも半導体関連株などが買われた。

14日(金)はナスダック指数が上昇したことも好感され、日経平均は値を上げて始まったが、お盆休みに入っている投資家も少なくなく、買い一巡後は様子見状態で一進一退状態が続いた。
結局39円高で引けた。
この週の日経平均は4営業日全てで上昇し、2万3000円台をキープして取引を終えた。


来週のポイント

6月から続いていた2万2000円~2万3000円のレンジ相場を上放れただけに、来週はスピード調整を交えながらも上値追いが期待される。

日々の動き(8月11日~8月14日)

8月11日(火) 4日ぶり急反発、NYダウ大幅高でリスク選好の買い優勢
         日経平均 22750.24(+420.30)  売買高16億2714万株 売買代金2兆7430億円

8月12日(水) 続伸、米株安も円安など追い風に買い継続
         日経平均 22843.96(+93.72)  売買高14億9113万株 売買代金2兆5602億円

8月13日(木) 大幅に3日続伸、米株高や円安で2万3000円台回復
         日経平均 23249.61(+405.65)  売買高14億1149万株 売買代金2兆5583億円

8月14日(金) 積極的な売買は手控えられ膠着相場に
         日経平均 23289.36(+39.75)  売買高10億5553万株 売買代金2兆0270億円


セクター・トレンド

(1)2週連続で全33業種が上昇
(2)LIXILグ 、リンナイなど金属製品が値上がり率トップ
(3)三菱UFJなど銀行、第一生命HDなど保険といった金融株が買われた
(4)ダイキンなど機械、日本製鉄など鉄鋼といった景気敏感株は買い継続
(5)オリンパスなど精密機器、ソニーなど電機、トヨタなど自動車といった輸出株も高い
(6)JR東日本など陸運、菱地所など不動産といった内需株も堅調
(7)先駆したソフトバンクGなど情報・通信は上値重い


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1) デジタルトランスフォーメーション(DX)
2(12) 巣ごもり 巣ごもり&生活防衛の強い味方 「比較サイト関連」株高の宴が始まる
3(10) 2020年のIPO テーマ性と値動きの軽さに魅力
4(4) 5G
5(2) コロナウイルス
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2020.8.15
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株式週間展望=実体経済カイ離も底堅く/緩和マネーに需給良好、米コロナ感染数鈍化支え

東京株式市場では日経平均株価が14日まで4連騰し、戻り高値を連日で更新した。
世界的な金融緩和で生じたリスクマネーが絶え間なく流入する相場は、実体経済とのカイ離が広がっているものの、米国などで新型コロナウイルスの感染ペースが鈍化していることもあり需給環境は悪化しにくい。


今週(11~14日)は日経平均が全勝となり、13日には400円超上げて2万3000円台を回復。
コロナ・ショック後のピーク水準も更新するなど、高値警戒感に反して強さを維持した。

企業の4~6月決算は厳しい内容も少ないが、3月以降の大相場ではくが付いたマーケットは動じない。
ハイテク株から、出遅れているバリュー(割安)株への資金シフトも全体を支え、TOPIX(東証株価指数)も6月の戻り高値(1633.4ポイント)に肉薄した。

新型コロナへの警戒感は残るものの、米国の新規感染者数は減少に転じた。
ワクチン開発をめぐるポジティブなニュースも断続的に浮上し、経済活動の再停止という最悪のシナリオが後退した格好。
金利がゼロ近辺に抑え込まれる中で、消去法的に株式を選択する動きが強まった。

日経平均は2月の高値2万4115円から3月の安値1万6358円までの下げ幅(7757円)の約9割を埋め戻した。
2万4000円どころは昨年終盤~今年初にもみ合った水準に当たる。
米株や米金利の動向次第では目先もう一段の上昇も想定されるが、大台に接近するにつれて、戻り待ちの売りも増えそうだ。

もっとも、中期的には今年度の業績悪化は完全に消化した印象があり、足元では来年度の大幅な業績回復を織り込みつつある。
その確度はまだ不透明感だが、完全に否定できる材料も乏しい。
ワクチンの不発やもう一段の新型コロナの感染拡大といった強い逆風が吹かない限り、株式に対する強気スタンスは揺るがない可能性がある。

日経平均の想定レンジは2万2700~2万3700円とする。 (市場動向取材班)

  提供:モーニングスター社



先週の株高、モーニングスターも「実体経済とのカイ離が広がっている」と述べている。
なんとも座り心地の悪さを感じるのは、ぼくだけか。
経済は、この実態経済との乖離をどう克服していくいくのだろうか。
新型コロナウイルスの感染拡大もどうなるか予測もつかない。



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