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日経平均、新型コロナ感染再拡大懸念が重荷か

2020年07月05日 | 捕らぬ狸の経済


 7月3日
 日経平均 2万2306.48円(+160.52円)
 TOPIX 1552.33(+9.57)
 出来高 9億8246万株
 長期金利(新発10年国債) 0.020%(------)
 1ドル=107.48(0.01円安)


6月29日  2万1995円  12億4962万株 2兆1407億円
6月30日  2万2288円  12億4084万株 2兆2425億円
7月1日  2万2121円  11億8497万株 2兆0351億円
7月2日  2万2145円  13億5725万株 2兆2366億円
7月3日  2万2306円   9億8246万株 1兆6954億円


■株探ニュース 2020.7.4
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今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反落、新型コロナ感染の再拡大懸念が重荷


今週の相場ポイント

1.日経平均は3週ぶりに下落、新型コロナ感染の再拡大への懸念が重荷に
2.米国では新型コロナ感染者数の増勢顕著も、相次ぐ強い経済指標が支え
3.ナスダック指数上昇に追随して週後半は堅調も週初の下げを取り戻せず
4.都内で新規感染者数が再び100人を上回ったことは買い手控え要因に
5.週末は好調な米国6月雇用統計発表を受け続伸も、全体売買代金は低水準


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比205円(0.91%)安の2万2306円と3週ぶりの下落となった。

今週は日米ともに新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることが日経平均の上値を重くしたが、発表された米国の経済指標が思いのほか強かったことなどがポジティブ視された。
米国株はナスダック総合指数の強さが際立ったが、日本株はこれに追随できなかった。


週明け29日(月)は実質月替わり商いとなったが日経平均は500円を超える急落のスタートとなった。
米国で新型コロナ感染拡大が加速しており、経済回復が遅れることへの警戒感から売りがかさむ展開に。

30日(火)は反発に転じた。
前日の米国株が予想を上回る経済指標の発表を好感して急反発したほか、取引時間中に発表された中国の経済指標も改善色が強く、買い戻しを誘う形となった。

名実ともに7月相場入りとなった1日(水)は再び下値を模索。
日本国内でも新型コロナ感染者数が増加傾向となったことや「香港国家安全維持法」を成立させた中国と米国の関係悪化などへの懸念が買いを手控えさせた。

2日(木)は方向感に乏しい展開となり、結局日経平均は小幅高で着地したものの、値下がり銘柄数の多さが目立った。
東京都内で新規感染者数が再び100人を超えたことが伝わり、買い意欲が削がれた。

3日(金)は前日に発表された米国の6月雇用統計の結果が市場予想を大きく上回り、これが追い風となった。
日経平均は続伸して引けたが商い低調で日米ともに新型コロナ感染者数が日増しに増勢にあることで上値は重い。
週後半はナスダック指数上昇に引っ張られたものの、結局週初の急落分が取り戻せない形となった。


来週のポイント

来週も日米での新型コロナ感染の再拡大への警戒感から弱含みで不安定な展開が続きそうだ。

日々の動き(6月29日~7月3日)

6月29日(月) 急反落、米国株急落を受けて2万2000円割れ
         日経平均 21995.04(-517.04)  売買高12億4962万株 売買代金2兆1407億円


6月30日(火) 反発、米株高受けリスク選好の買い優勢
         日経平均 22288.14(+293.10)  売買高12億4084万株 売買代金2兆2425億円


7月1日(水) 反落、朝高も新型コロナ感染者増加を警戒
         日経平均 22121.73(-166.41)  売買高11億8497万株 売買代金2兆0351億円


7月2日(木) 小反発、コロナ感染者数増加を警戒し方向感定まらず
         日経平均 22145.96(+24.23)  売買高13億5725万株 売買代金2兆2366億円

7月3日(金) 続伸、半導体関連などハイテク株に買い継続
         日経平均 22306.48(+160.52)  売買高9億8246万株 売買代金1兆6954億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、31業種が下落
(2)王子HDなどパルプ・紙が値下がり率トップ
(3)武田、アステラスなど医薬品が大幅安
(4)JR東日本など陸運、三井不など不動産、セブン&アイなど小売りといった内需株が
  売られた
(5)オリンパスなど精密機器、日産自など自動車といった輸出株もさえない
(6)オリックスなどその他金融、野村など証券、三菱UFJなど銀行といった金融株も安い
(7)出光興産など石油、任天堂などその他製品は上昇


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1) デジタルトランスフォーメーション(DX) 成長加速する「DX関連株」厳選リスト
2(2)5G
3(6) 半導体  コロナ危機で構造変化、「半導体関連株」新たな成長ステージへ
4(4) コロナウイルス
5(3)SaaS
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2020.7.4
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株式週間展望=まだら模様に上値重く/ハイテクけん引どこまで、米中政情に引き続き警戒

選別物色の様相を強めてきた日本株相場は今週(6月29日~7月3日)、日経平均株価が前週比205(0.9%)円安の2万2306円で週末の取引を終えた。
一方、TOPIX(東証株価指数)は同1.6%の下落と温度差があり、米国でナスダック総合指数がNYダウをアウトパフォームしているのと同様だ。
まだら模様のマーケットを、ハイテク株が今後もけん引できるかが焦点となる。


NYダウが1861ドル安の暴落を記録した6月11日以降、ナスダック優位の展開が鮮明化している。
今週は前者が前週比3.2%高となったのに対し、後者は4.6%高して史上最高値を更新中。
4月末との比較では、ナスダックの上昇率は約15%とNYダウの6%を大幅に上回る。

ハイテク株で構成するナスダックの強さは、「アフター・コロナ」のパラダイムシフトを如実に映している。
日本市場でも、ハイテク株の寄与度が大きい日経平均がTOPIXを凌駕(りょうが)する結果につながった。
換言すると、買い戻し的な動きは一巡し、資金の流れが真に有望な銘柄へと絞られた格好だ。

選別物色の背景には、再び勢力を強めてきた新型コロナウイルスへの懸念がある。
米国では7月に入り、1日の新たな感染者の数が初めて5万人を超えるなど、見切り発車による経済活動再開の負の面が目立つ。
こうした中、リスクに敏感になった投資家は旧来型の産業にシビアになる。
一方で潤沢な金融緩和マネーが、いっそうハイテクセクターに向かいやすくなっている。

秋の米国大統領選挙が刻一刻と近づき、政情への警戒感もくすぶる。
支持率低迷が続くトランプ大統領は起死回生を狙った対中強硬策に乗り出さないとも限らない半面、思い切ったアクションを取らなければ保守票の離反を招きかねない。
再選確度が日増しに低下する中で、市場はまだ「バイデン大統領」を歓迎する心構えができていない。

こうした迷いを、ハイテク株が一手に支えているような状況には不安がにじむ。
2日の米6月雇用統計が市場予想より改善したにもかかわらず、好反応が限定的だったことからも慎重なスタンスがうかがえる。
日本も米国と比べ規模が小さいとはいえ、新型コロナの感染は拡大傾向だ。
今週も指摘したETF(上場投資信託)の分配金捻出(ねんしゅつ)の売りが本格化する可能性も踏まえると、日経平均は来週も上値が重いかもしれない。

日経平均の予想レンジは2万1600~2万2600円。  (市場動向取材班)

  提供:モーニングスター社



判断に足る充分な科学的データの提示なし。
「丁寧な説明」という言葉は聞くが丁寧な説明はない。
一貫した政策や方針もはっきりしない。
家にこもっているので、自分の頭で考える時間は十分に有る。
今日も新型コロナの新たな感染者数を確認しながら、これからの状況の行く末を思い描く。



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