春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

オーディオで遊ぶ ⑤

2010年10月27日 | オーディオ自作
スピーカーにこだわるのは私の癖かもしれない。
それでも、40年の間に7台しか交換していない。
5,6年に1台のペースで交換している勘定に成るけれど
その間じっと聞いていた訳でもないのです。
あっちこっちいじくり回していたのであります。
かと言って無駄なことはしていないつもりです。

既成品は一度買ったきりです。
後は全部手作りでした。

P610やLE8Tも使いました。
今はフォスター一辺倒です。

スピーカーは箱で決まる。
大きさだけではない。
板の厚さ、材質、構造でがらりと変わる。
値段で無い事は分かった。
しかし、生まれの良いスピーカーはやはり高い。

理論の部分とこだわりの部分、それとおまじない。
こんなのを取り交ぜて形を整えていくのであります。
それには手間が掛る。

大作はバックロードホーン。
大物は90cm×60cm×45cmのバスレフの箱、20歳のときに作った。
ユニットはパイオニアPW25。2WAYにして本格的な音に驚いた。
家族には不評だったけどね。
でっかい音出してたから。

JBL LE8Tじゃじゃ馬だった気がする。
三菱 P610柔らかい、高域を欲張らない癒し系。

良い音を追及すると疲れる。
音の質が純粋に成るほど疲れる。
しかし、
雑味ない音が必ず良い音とは限らない。
私の場合聞き比べで良い音にしてきた。つもり。
何台も作り続けてきたのは結局、耳の老化に対応しただけで
他人が聞いたら改悪に成っているのかもしれない。
絶対値で評価出来る世界じゃない。

自作はその意味で合理的なのであります。