春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

FX120のスピーカーのこと 何とかしなくては

2016年09月28日 | オーディオ自作
風邪を引いていても
孫の世話をしていても
スピーカーボックスの塗り損じが気になって
落ち着かないのです

これからの作業は
水研ぎ用のサンドペーパーを買って来て
塗装面を平らに磨いて見映えを良くしたのちに
邪魔が入らない部屋でじっくりと
音を堪能しなければならないのです

邪魔が入らない部屋と云うのは
革細工をする部屋で
連れ合いが不要なものを
随時投げ込む部屋で
云わば大きな屑箱同様の部屋なのです

孫が来る前は居間で楽しんでいたのに
今では隅に隅に追いやられているのです

音楽を理解しないというのは
悲しいと思うのです

孫達をこちらの味方に
引き込まなくてはなりません

もう少しの辛抱ですが
時間がないのも事実です






FX120と云うスピーカー

2016年09月24日 | オーディオ自作
フォステックのFX120を
10年ほど前に買って
箱を作って暫く聞いていたのです

FE168E∑のバックロードホーンを自作して
良い音だけれどけど締まりが無くて
それでFX120を聞き始めたのです

これも自作の箱で
だから最高と云う音ではないのだけれど
自分で作ったというひいき目で
これで良しとしたのです

締まった音でピアノが良くて
ジャズも良くて
ボーカルも良くて
ちいさいスピーカーだから当たり前なのです

何を調整したかと言うと
ダクトです

短くして
面積を小さくして
中音を出やすくしたわけです

音源はウォークマン
アンプはデジタルの此れも自作

だから廉価なシステムだけれど
良い音がします

FE168E∑は広い部屋で
大きめなアンプでクラシックでしょうか
孫が来てくれてからは
そういう環境が難しくなったのです










スピーカーのチューニングに雑巾を使ったら ということ

2016年09月05日 | オーディオ自作
孫が出来て暇もなくなって
大きなスピーカで音を出すことも無くなって
しかし手入れだけはしなくてはと
ダクトをのぞいたらチューニング材が無くなっているのです

家にあるスピーカーはフォステックのスピーカーで
自作のバックロードホーンなのです
そのダクトに雑巾を詰め込んで有ったのが
半分以上無くなっていたのです

連れ合いが掃除に使ったようです
問いただしても返事がないから
犯人は彼女です

最近音の良し悪しを聞き分ける自信が無くなったから
どうでもいいようなものですが
やはり苦労の結果ですから一言相談して欲しかったわけです

ダメとしか言いませんが

どちらが好きか 音の話です。

2011年03月09日 | オーディオ自作
ピッコロとティンパニーが
同じ楽器だとは誰も思わないのに
スピーカーには全てを求める。

それは酷だと思いついてから
12センチのフルレンジでスピーカーを自作した。
これは成功してピアノや声が良くなった。

この前、バッグを見にデパートに出かけて
そのついでにCDを買ってきた。
桑田圭佑のMUSICMAN ほぼ衝動買いであります。

これを早速聞いてみたのです。
12センチの方ではまったく駄目で
16センチのバックロードホーンの方が断然よい。

ところがクラシックやジャズを比較してみると
それ程の差が無い
不思議なのであります。


この辺のところが自作の限界なのかも知れない。
これはジャズ向き、クラシック向き、その他諸々と
特徴がはっきりしている方が使いやすいのかもしれません。
こういう売り方があると便利だと思います。
JBL、タンノイと言うのは有るけど
ユニットではないということは
腕の違いかな






ファゴットの音をきいた

2011年01月21日 | オーディオ自作
少しマニアックなと云うか重箱の角を突っつく様な話であります。

シベリウスのバイオリン協奏曲第1番が好きで良く聞くのであります。
だから曲自体は隅々まで知ったつもりでおりました。
フォスタのスピーカーをBHの箱に入れて主に聞いていたのです。
そのうち12センチのユニットをバスレフの箱に入れて聞いてきたのです。
それなりに満足しておりました。


ホームセンターで買い集めた二束三文の廃材で作った箱が
昨日完成して朝から結線して聞いておりましたら
先の曲の2楽章のファゴットがすごく良いことに気付いたのです。
輪郭がしっかりと解るのです。
奏者の唇の動きと云うのか、テクニックが解るのです。
BHだとモワッととは言いませんがスタッカートがスタッカートではありますが
スタッカートではないのです。
 
小気味よく一音一音が出しゃばらずに聞こえるのに感激したのです。
やっとここまで来たかと思ったのです。
でもね も有るのです。
低い方が少し足りません。
これをたすとスタッカートがどうなるか心配なのです。

おしいことに廃材であります。
見かけが悪いのです。
化粧直しの必要があるのです。
手間を掛けるべきかどうか思案して居ります。

ユニットはFX120であります。




バックロードホーンにツイーターは必要かということ

2011年01月12日 | オーディオ自作
もとより駄目ならぬ駄耳で聞いている私でありますから
付けようかそれとも一発で聞こうかと色々と悩んだのであります。

それで今は付けているのです。
フォステクスのT90Aというやつです。
どう変わったのかと聞かれても良く分からないのであります。
なぜ解らないかというと慣れてしまうのです。私の耳が!

そりゃ聞き比べれば解りますよ駄目耳でも、
瞬間に切り替えて見ればこう云う風に違うんだと
それじゃ音楽楽しんだ、ということにはならないし
そこのところが今もって解らないところで
一音聞き漏らさずに聞いていたら疲れるし

無いならないで、有ったら有ったで良いと言うことの様です。

時々良い音聞いて感激するのも良いもんですもんね。
タンノイなんてのは日々聞いていたら体解けちゃうだろうし
B&Wなんて疲れる。と思うことにしている。

負け惜しみであります。

その日その日で違って聞こえる

2011年01月12日 | オーディオ自作
5年程前にバックロードホーン型のスピーカを思い切って作ることにした。
自作は初めてではなかったのですが
二の足を踏んでいたのはこのタイプのを作るのが初めてだったのと
音の良し悪しについて判断できなかったからであります。

一昨年の春に12センチのフルレンジスピーカーを
これも自作したのです。

それで当然どちらの音が良いかというか、
好きかということに成るのですが
そこのところがどうにも決め切れないのであります。

ある時は12センチのフルレンジがすごくよく聞こえて
別の機会ではバックロードホーンだったりするのです。

新鮮なというか純粋というか表現ができないのですが
12センチの方が音の質は上の様な気もするのですが
時にバックロードホーンの角の取れたおおらかな音も
良いと思うのです。

低い方が良く出るとかバランスが良いとか言う前に
音楽は気分で聞くものでありますから両方持ったのは
正解と思っているのです。


オーディオで遊ぶ ⑥

2010年12月25日 | オーディオ自作
バックロードホーンのスピーカーボックスは
大きく開口していて不細工だと家族に評判が悪い。
それならとこのあんぐりと空いた口を
何んとか体裁よくしようと頑張ってみた。

昔はこういう場合にはネットを張って目隠しをしたのですが
専門店も少なくどうも今風ではない。

そこで今風かどうかは分からないが格子で細工することにした。
不細工に成ることは覚悟だが不細工と言わせない様に頑張る。
ホームセンターで材料を買ってきた。
一本120円を10本安く上げるのが流儀であります。

今年中には何とかと思っているのです。
年末になって俄然忙しいのです。


掃除もしなくちゃならないし・・・。




やったぜと思うこと

2010年12月19日 | オーディオ自作
人には言えないけれど
にやりと嬉しくなることが最近あったのであります。

またまたスピーカーボックスを作っておるのですが
スピーカーを取り付ける板が3mmほど大きくて
取りつかないのです。
鋸で引くしかありません。

問題は板の大きさですがその大きさを考えるとはたして成功するか
心配なのでありました。
板厚30mm、長さ230mm小口方向に切ります。

意を決して切り初めたのであります。
三分の一ほど切り進んだところで切りくずの方はまだしっかりと
形が残っているのです。
すなわち、羊羹が羊羹として認識出来る形を維持しているのです。
素人としてはにんまりなのであります。
今までであれば鋸がグニャリと歪んでその拍子に木っ端がはじけ飛んだのです。
それが、残り二分の一になり、四文の三になり、八分の七になり
そして勝利の最後の瞬間まで羊羹が羊羹として残ったのです。
2ミリのウッスーィ木っ端はいずれ額にでも入れて飾ろうか
と言うぐらいの勝利です。

家人には笑われますけどね。





コンパネの端っぱを何に使うか

2010年11月13日 | オーディオ自作
ホームセンターでコンパネの端切れとおぼしきものを
一袋100円で売っておりました。
1×1×3のサイズ。
直感でスピーカーボックス。
と成るのであります。
私の場合。

何と言い訳するかは後々考えるとして
取り敢えず6袋ゲット。
これだけあれば十分であります。


これで作ろうとした訳は
内側の乱反射が期待できると思うのです。
しかも板厚50mm以上確保できる。
これは良いでしょう。

曲想を聞くということ

2010年10月31日 | オーディオ自作
オーディオを趣味にすると
音の質を追求することにが目的に成る。

CDに記録された音の隅々を如何に再現するかが主題に成って
ペダルの音が聞こえるや演奏者の息使いが聞こえるが
重要だと思ってきた。

はたしてラジカセで名演を聞いて名演と評価できるか疑問だが、
追及のしすぎはそろそろ卒業しても良いのかなと
思い始めた。
少なくともそこを本質にはしないことを心がけようと思い始めた。
嫁さんの受けもその方がは良いと思うし。

他にやることいっぱいあるし。

クラシック音楽を聞くこと

2010年10月29日 | オーディオ自作
演奏家が違うと違った想いが訪れる。
それが分かるのに長い時間かかった。

曲の思いを忠実に再現すると大筋同じに成る。
そうに思っていたのです。
CDをとっかえひっかえ聞くほど
余裕もなかったから一曲一枚で集中して聞いた。
おのずから好きな曲は多く聞いた。
耳にタコができるほど聞いた。
たまに演奏会に行くと演奏者と指揮者を
演劇を観るように見て曲の詳細など掴めなかった。
雰囲気に呑まれたのです。

他の演奏家の演奏を聞くと
こんな風にも弾くんだ。と理解できるようになったのは
相当経ってからのことであります。

今度は違いを探すことが面白くなった。
演奏家の違いを落ち着いて聞けるようになったのはその後の事です。



オーディオで遊ぶ ⑤

2010年10月27日 | オーディオ自作
スピーカーにこだわるのは私の癖かもしれない。
それでも、40年の間に7台しか交換していない。
5,6年に1台のペースで交換している勘定に成るけれど
その間じっと聞いていた訳でもないのです。
あっちこっちいじくり回していたのであります。
かと言って無駄なことはしていないつもりです。

既成品は一度買ったきりです。
後は全部手作りでした。

P610やLE8Tも使いました。
今はフォスター一辺倒です。

スピーカーは箱で決まる。
大きさだけではない。
板の厚さ、材質、構造でがらりと変わる。
値段で無い事は分かった。
しかし、生まれの良いスピーカーはやはり高い。

理論の部分とこだわりの部分、それとおまじない。
こんなのを取り交ぜて形を整えていくのであります。
それには手間が掛る。

大作はバックロードホーン。
大物は90cm×60cm×45cmのバスレフの箱、20歳のときに作った。
ユニットはパイオニアPW25。2WAYにして本格的な音に驚いた。
家族には不評だったけどね。
でっかい音出してたから。

JBL LE8Tじゃじゃ馬だった気がする。
三菱 P610柔らかい、高域を欲張らない癒し系。

良い音を追及すると疲れる。
音の質が純粋に成るほど疲れる。
しかし、
雑味ない音が必ず良い音とは限らない。
私の場合聞き比べで良い音にしてきた。つもり。
何台も作り続けてきたのは結局、耳の老化に対応しただけで
他人が聞いたら改悪に成っているのかもしれない。
絶対値で評価出来る世界じゃない。

自作はその意味で合理的なのであります。



オーディオで遊ぶ ④

2010年10月25日 | オーディオ自作
アンプを作るのに潜在する落とし穴と言うのが
多分二つ位ある。

一つははんだ付けであります。
二つ目はアースの取り方であります。

はんだづけ技術であります。
初めははんだこてにはんだを乗せるのも難しいかもしれません。
配線用の裸線を買ってきて練習するのも上達のコツ。
はんだごてにはんだを当てて、線に沿ってするっと撫ぜるように
するとはんだが線に乗ります。

はんだがちゃんと付いてないと音が出ない。
これは完成した時に初めて分かる。
音がでないとはんだをやり直す。
あきらめては成りません。


アースの取り方、難しい言い方でありますが
コイル状にアースを取らないこと。
コイル状にすると出来あがった時にブーンと言う音が聞こえるときがあります。
解決には苦労するんだ。

たとえば、コンデンサーの足や抵抗の足は短く半だづけする。
配線は短く。

やるとはまる。
気長に楽しむ。
投げ出さない。
音を想像する。
出来上ったらリファイン。
ここからが次の楽しみであります。




オーディオで遊ぶ ③

2010年10月24日 | オーディオ自作
ステレオ装置で手っ取り早く音を良くするならスピーカーを換えるのが良い。
そのスピーカーの性能をさらに引き出すならアンプを交換する必要がある。
アンプに入れるソースの発生装置はアナログならこだわるが
デジタルなら私はあまりこだわらない。
ピックアップ部分は殆んど差が無いと言われているからです。

アンプに不満を感じる人はオーディオにそこそこのめり込んだ人だと思うのですが
これはスピーカー以上に聞き比べないと分からない。
昔はICデジタルアンプが酷評されていました。
匡体に少しのICとコイルの回路に価値がある様に思えなかったし
性能も事実良くなかったのだと思います。
開発途上というのは本来そう言うものだと思うのです。

最近はどうかと言うと普通に素人がキットを買って組み上げたICアンプが
10万円以下のアンプと聞き比べても遜色ないと私は思う。

どんなふうに聞き比べるかと言うと
アンプの切り替えスイッチを作って瞬時に切り替えながら聞き比べるのです。
測定器を使って特性がどうのと言う比較の方法も有るのだが
それだとどうしても自分の気持ちの中にある疑いの気持ちが払しょくできない。
特性は良いけどどうも違うということは結構有るのです。
真空管アンプなんてその典型でしょう。
ファンは多いからね。
聞き比べは重要なのであります。

それでどれ位費用が掛るかというと1万円と少し。
さらに良い音が効きたいと思ったら電源の強化と言う手がある。


真空管アンプは嫌いではない。
だけど、ギターのアンプには良いがピュアーな音が聞きたいなら
やはりICに行きつくかも。

落とし穴はやはりある。
その辺の事は次回で!