ちゃ太郎が家に来て4年と少し経つのです
朝晩の散歩は欠かさず
殆んど一緒に歩いているのに
時々かみ合わないのです
いつもの道を歩きます
ちゃ太郎がつっと止まります
後ろを振り向いてちゃ太郎と目を合わせます
こっちへ行くんだと目で合図をします
同時に念を送ります
ちゃ太郎はすかさず目を逸らします
ちゃ太郎の行きたい方に体を向けるのです
仕方なくその方に行くのです
家に帰って足をぞうきんで拭きます
左前
右前
左後ろ
右後ろ
4年間変わらずそうしますが
自分から手足を出したことは有りません
ブラシを掛けます
逃げようとします
ハイ終わりと言います
すると一目散に自分の茶碗の場所に駆けていくのです
全てわかっているのかも知れません
したたかなのです
朝晩の散歩は欠かさず
殆んど一緒に歩いているのに
時々かみ合わないのです
いつもの道を歩きます
ちゃ太郎がつっと止まります
後ろを振り向いてちゃ太郎と目を合わせます
こっちへ行くんだと目で合図をします
同時に念を送ります
ちゃ太郎はすかさず目を逸らします
ちゃ太郎の行きたい方に体を向けるのです
仕方なくその方に行くのです
家に帰って足をぞうきんで拭きます
左前
右前
左後ろ
右後ろ
4年間変わらずそうしますが
自分から手足を出したことは有りません
ブラシを掛けます
逃げようとします
ハイ終わりと言います
すると一目散に自分の茶碗の場所に駆けていくのです
全てわかっているのかも知れません
したたかなのです