春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

昔の麦茶

2020年08月27日 | 旨い物
アルミのまあるい薬缶で
焦がした麦を煮だして
コップに入れて飲んだ麦茶は
本物だったと懐かしく思うのです

あの頃家では氷を入れてコップに注いだ後に
砂糖を入れて飲んでいました
飲んだあと麦の焦げた皮がコップに
細かく残っていたのです
ひと夏麦を作ったやかんは
内側が茶色くなって
外側も噴きこぼれが焦げ付いて
おりました

ああいう本物は
何につけもう無いのだなと思って
懐かしいのです


この歳に成って昔の事を云うと 鬼が笑うけれど

2020年04月18日 | 旨い物

東南アジアに駐在していた時
メイドさんに日本食を教えて
楽をしようと思ったのです


五時に起きて
朝飯をつくって食べて

十時に帰って
夕食をつくって食べる
そういう生活は大変だったからです

勿論
夕食は足を延ばして日本食もどきや
ローカル食を食べても良かったけれど
夜の一時間は貴重な時間でした

それで
親子丼をメイドさんに教えて
それを食べようと考えたのです

カレーも無い訳ではありません
かつ丼も無い訳でもありません
しかしあれには豚肉が入っている訳です

それに何より親子丼は手っ取り早く出来るのです
玉ねぎを切って
鶏肉を切って
醤油と砂糖で味付けをして煮ておくのです

私の到着と同時に火をつけて
温めたところに溶き卵を落として
ひと煮立ちしたら出来上がりで
ビールと一緒に胃の中に流し込んだのです

二十年以上たって
電話をすることが有ります
親子丼の話が出ます
おいしかったと
言ってくれます

私が作ったのをです






昼飯には何を食べるのかと言うこと 

2020年04月18日 | 旨い物
朝夕ならば
食らうと云うのですが
昼はそこまでの迫力はありません
だから食べる
この程度が適当なのです

基本昼はコメも粉系も
食べないことにしてしているのです
何故かと云えば
ご推察の通りです
持病があるからなのです

それで何を食べているのかと云えば
ブロッコリーとポテトサラダと大根おろしと
納豆と冷ややっことみそ汁

そのように指導されている訳ではありません
勝手にそう決めているのです
それにそれ以外は食べないのかと云えば
それも違います

食いたいときは
勝手に禁をやぶって
ガブっと行くのです

味気ないと思うことなどありません
要は味です
これは旨いかと
試みる探求心で

大根おろしにフレンチドレッシングは合うのです
ポテトサラダにフレンチドレッシングはもちろん合うし
ブロッコリー然り
味噌汁に胡椒は好きです
納豆は醤油が一番と思って
他は試しておりません
まさかウースターソウスが合うとは思えないのです

遊びではありません
真剣に楽しんでおるのです
 

バラバラという食い物

2018年08月25日 | 旨い物
簡単に云えばかき揚げの天ぷらです

味の素の結構しっかり入った天ぷらで
唐辛子で食べます

油が唐辛子の辛さを弱めます
油で甘さも感じます

新聞紙で包んだバラバラに
青い唐辛子が添えられていて
生の唐辛子をかじりながらたべるのです
結構うまいのです
こんなものを朝飯にしていた時期もあったのです

日本に帰ってからは試した事が有りません
土地のものはその土地で食べるのがうまいのです

インドネシアのストリートフードです

中孫はマグロが好きで 末孫は茶碗蒸し

2018年08月25日 | 旨い物
中孫はマグロが好きです
赤身です
寿司屋に行って食うものと云うとマグロです
もちろん回転ずしです
その点助かりますが
酢飯はじじばばと母親が処理します

末孫は茶碗蒸しが好きです
そこにご飯を柔らかくして入れて
食べるのが好きです

尤も末孫は何でも食べますが
中孫は米があまり好きではないのです

保育園の昼飯は残さず食べているようです
保育園のご飯はおいしいと言っております

子供は正直なのです

茶漬けの前に と云うこと

2018年08月25日 | 旨い物
いつもの茶碗に微塵のねぎをのせ
シラス干しをのせます
それに醤油をかけて
一口食べます

次に梅干を乗せて
上からお茶をかけ茶漬けにします
梅干を割って

口を大きく開けて
胃の中に流し込みます

見た目が下品だから
せめて食い方だけは上品に
ぐわーと行くのです

きわめて旨いという程のものではありませんが
旨いのです


マグロ納豆 または いか納豆

2018年08月25日 | 旨い物
酒の肴ではありません

夕食の刺身を少しだけ分け置いて
それを醤油に付けて一晩おきます

ねぎを微塵にして
納豆とマグロと一緒にぐるぐるとやって
ワサビ醤油でかき混ぜて
程よい温かさのご飯に乗せて食らうのです
ワサビが鼻腔に抜けてさわやかで

こういう飯の食らい方が
大好きです

いか納豆も良いのです

ちょっと古い話 先週の火曜日に

2018年03月25日 | 旨い物
墓参りに行って
昼食を私の母親と娘と連れ合いと4人で食べたのです

ウイークデイだから空いていると思った店が
意外に混んでいるのです

十五分ほど待ってそろそろかと
手洗いに立ったのです
そしたら途中の椅子席も個室もがらりとして
客がおりません
それから三十分以上待たされて
結局二時間以上その店で過ごしたのです

決して混んで居たのではありません
スタッフが少なくて対応できないのです
厨房の人数が少ない事と
メニューが多い事が原因かと

注文は最近流行りのタッチパネルでするタイプ
店構えが良い割に中身は期待外れだったのです

客はこう云うのに慣らされてはいけません
旨いものもまずくなります




昨日の夕飯は宮崎牛 ほんとです

2018年03月02日 | 旨い物
日頃孫たちを世話している
其の返礼でしょうか

何も言いませんが
夕飯のテーブルに乗ったのは
宮崎牛

すき焼きです

すき焼きなんて
何年ぶりでしょう

すき焼風というのは
結構ありますが
何しろ宮崎牛ですから

出所は
ふるさと納税だそうです

旨かったです

これからもよろしくと云うことでしょうか
もっと頑張れと云うことでしょうか

ものは取りようです

これからも頑張ります

旨いもの食べたいですから

そうかも知れないと思うこと

2018年02月08日 | 旨い物
花粉症やいわゆるアレルギーの症状に悩まされている

新聞広告やテレビのCMで
盛んに腸内細菌について宣伝している
乳酸菌の類のことです

確かに
家でもヨーグルトは時々食べるけれど
昔のように漬物は食べていない

食べるとしてもマーケットで買ってきたやつで
いかにも即席然としたやつで
これなんか違うと思うものが多いのです

漬物も乳酸菌発酵の産物だし
あれを食べていればアレルギーは防げたかもしれない


今や旨い漬物は贅沢品だと思うのです

夕食は蕎麦です

2017年02月11日 | 旨い物
蕎麦は料理とは言えないかも知れない
けれど蕎麦は米と違ってそれだけでも旨いと思って食える

いま打ち終わったのです
地粉で二八で打ちました

アマチュアだから道具に凝っても良いのですが
誇れるものなど有りません
のし台はテーブルです
包丁は安物だし
こね鉢はアルミのボールです
めん棒だって樫の白木で
ごま油で磨いて色合いだけは誇れるのです

世辞で配った先では旨いと言ってくれます
家族も嫌がりませんから
まあまあの出来だといつも思うのです

金はとれません
そこまで上手では無いのです

革細工でも蕎麦でも
初めはなんだこれはと思っているうちに
何とか貶されないものができ始めたのです
何がうまくなったのか分からないのです
だから教えられないのです






玉ねぎに味噌を付けて 食らう

2016年09月12日 | 旨い物
長ネギに比べどうかといえば風味に劣る
外側はすこぶる辛いけれど芯の方は結構いける
とは言へ長ネギと比べたら数段劣る
やはり玉ねぎはスライスして
醤油か酢とオイルのドレッシングが良い

多くの人が色いろ試した結果旨いものは
旨いと云う事などでしょう

それでも
長ネギに味噌を付けて食らう
これは旨い




旨いもの 長ネギにほんの少し味噌を付けて

2016年09月05日 | 旨い物
生のままでがぶりとかじるのです

中くらいの太さの長ネギの白い部分
を10cm位の長さに切って
味噌をほんの少し
小指の頭かもう少し多くをネギにくっつけて
がぶりとやる訳です

ネギの中ほどをがぶりと食いちぎって
むしゃむしゃとやるとネギの香りと
程好い辛みが鼻の穴から抜けて
なんともうまいのです

残りのネギに味噌を足すか
そのまま食らうかは
初めのがぶりで決まる訳で
胃の中に落とし込まれたネギが
少しばかり刺激的に主張するのですが
ほんの少しの間で
旨かったと感想を漏らせばそれで終わりです

決して二本三本と欲張ってはいけません
酒が欲しくなるのです
甘口は良くありません

断じて辛口です

ののひろとからっきょうとか
似たようなものはありますが
季節物でしょう
長ネギならいつでも良いのです


麦茶のこと 

2016年07月14日 | 旨い物
昔の麦茶は旨かったのです

麦を焙じたのを水から薬缶で煮だして飲むのです
香ばしくて焙じた皮が茶に混じって
そういう雰囲気も良かったのです

夏になると家に帰れば必ず飲めたのです
砂糖を溶かしたのは格別だったのです

ああいった手間をかける飲み物は
今ではレギュラーコーヒー位しかないと思うのです
それ程高級なものではありません
がぶ飲みしたのです



しもつかれ これが旨い

2016年05月28日 | 旨い物
母方の私のばあさんは料理上手で何でもできた
と云うより昔の人だったから
何でも作れることが基本だったのでしょう

ばあさんは魚屋だったから
仕出し料理はお手の物だってけれど
それとは別にしもつかれの味は別格だった
二十歳を過ぎてばあさんが亡くなって
もう食べられないかと思っていたら
連れ合いの母親が作るのが上手くて
また食べることができたのです

見た目が悪いし
煮ているときの匂いがすごいから
敬遠する人も多いけれど
あの味を知るとやみつきになるのです

関東でも限られた地域でしか
食べられていないから
マイナーな料理なのだけれど
むしろそれが良かったのだと思うのです
メジャーになると味が変わるのです
特徴を出そうとするからです

餃子もそうじゃないですか


しもつかれは酒はあわないと
私は思うのです
旨さが喧嘩をするのです

二月が旬です

初午の日に食らうのです