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親父のグチ

人を育てる達人とは

2011-11-09 | セミナー
部下を育てる。
後輩を育てる。

実に難解で、面倒くさい。

しかし、これほど楽しい事もない。

なぜなら、そこには”喜怒哀楽”が縦横微塵に走り回るから。


人の感情は、”喜怒哀楽”。
この4文字で表わさられるが、これらの中間の部分が非常に多い。
苦しみの後に成功があるように、悲しみの後に喜びもある。
重要で長い時間が必要なのは、その過程。
人との係わり合いは、喜びでもあり我慢でもある。
可愛いあまりに、重要な失敗を見逃してやるなど以ての外。
叱り、修正させなければいけないし、その後のフォローも必要。
失敗しても、やらせる度量も必要。
ましてや、血の繋がっていない人を、家族のように育てる事なんて出来ない。
そこには、”一線”を引いた関係が存立しなければならない。
どこまで踏み込んで行けばいいのか。
マニュアルなどない世界。
その時、その場で変化してくる距離。
人によって、教え方も、教える時間も違って当然。
これを巧みに操る者こそが、人育ての達人になりえる。
相手の心を掴み、長所を引き伸ばす。
短所は、理解させるだけでいい。
弱みを明確にしてやることで、注意心を常に持たせるだけで、治す必要など無い。
というよりも、治らないだろうし、それが逆に面白みであるかもしれない。
そして、最も重要な事は、最後まで見届けてやる事。
自分の所から離れて行っても、見守ってやる。
いつでも相談にのれる自分を作っておく。
「親」は「木の上に立って見る」と書く。
大切なのは、離れてからである。
その後、暖かく見守る事。

俺はその一人を、知っている。

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