甲子園では

２３日 処暑
秋雨前線の影響なのか明け方トイレに起きた時外を見たら雨模様だった。台風１２号は宮古島沖を通過中で明日には温帯低気圧になるとか。予報をどおりに朝過ぎた頃か打ち水効果みたい。しかしこれから気温は上がるみたい。
暦の上では二十四節季の暑さが収まる『処暑』となってるが、例年これから暫くは残暑の時季なのだが今年は如何に？

大会史上類を見ない雨天順延でやっと２回戦最終試合の大阪桐蔭と滋賀近江戦を頭から観戦。
勝ったチームが３回戦進出を決めてる盛大付属と２５日対戦しベスト８が決まるのだが、甲子園常連校大阪桐蔭は初回二死満塁から走者一掃の二塁打で先制し、２回にも１点追加して優勢かと。
　しかし高校野球は絶対とは言えない。劣勢の近江高校は３・４・５・７回小刻みに１点づつ得点し同点とし追う者の強みか、８回に２点を入れ逆転、その後桐蔭打線を押さえて勝利し１００回大会以来の３回戦進出を果たした。
近江は序盤のリードにめげずに食らいつき１点ずつ積み上げた粘りが逆転に繋がり、大阪桐蔭はこの後の試合と投手の投球制限を考慮しエースを温存したのが裏目に出た。
　
野球が終わった頃には強い陽射しに気温も上がり、洗濯物が風にたなびいていた。
甲子園球場で史上初となる女子高校野球の決勝『神戸弘陵学園 - 高知中央』戦が今夕開催される。
残念ながらテレビ中継はネットされないがパソコンで見られる様だ。

定刻にパソコンの中継を観戦。
今年で２５回を数える女子野球大会には最初５チームで開催し、今年は全国から４０チームが参加。
岩手県では花巻東が昨年チームを結成、今大会では２回戦で勝利し３回戦で敗退した。

神戸弘陵は２回にセフティバントやタイムリヒットを織り交ぜ４点先制した。創部８年目５年ぶり２回目の優勝を狙うチームをだけあって選手も良く鍛錬されていた。
　一方出場二回目初優勝を狙う高知中央は、決勝の舞台に浮足立ってる様に見え、相手投手を攻めきれず無得点に終わった。
高校野球の聖地・甲子園で女子の選手権が初開催されたが、雨天順延のあおりを受けた今日まで間延びしてしまい、両チームの調整など大変であったろうが、選手たちは嬉々としてグランドで野球を楽しんだように見えた。