保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

国民文化祭・亀岡祭りに、保津川のカッパが出現!

2011-10-30 20:57:07 | 船頭
昨日開催された国民文化祭・亀岡祭りに保津川のカッパが出現しました!

国民の文化祭にあたる「第26回国民文化祭・京都2011」が29日、
京都府下全域で一斉に開催されましたが、私達の住む亀岡市でも昨日、
その一環である「亀岡祭の宵宮」イベントが行われました。

保津川のカッパはその亀岡祭り・練り物行列の時に出現したのです。

市のメインストリートの街道には亀岡祭りの山鉾11基が集結し、その
鉾の前を亀岡で活躍する各種団体や地域の祭関係者らが一堂に会し、
それぞれの活動衣装を身に纏い、練り歩く行列に、
私も異文化交流団体「京・くろかる隊」の一員として参加。
するとその行列に突然、保津川のガタロと名乗るカッパが現れたのです。

ここで少し京くろかる隊について説明します。
同隊とは、亀岡地域在住の海外の方や海外留学生との交流を深めることで、
異文化の相互理解と語学力向上を目指すことを主な活動テーマに掲げ、
学びや観光振興等による地域活性化を推進している市民団体です。

我々の出し物行列は「ハロウィン&亀岡の妖怪」をコンセプトに集結!
子供会員である「くろかるキッズ」と一緒に、保津川のカッパも
街道を練り歩きました。

衣装は保津川下りのハンテンに作務衣下という、完全に保津川下りのPRマン
のイデタチで、沿道で見物している人たちの注目を集めていたようです。

沿道の子供達や女子中高生からは「カッパや!」「カッパ、カワイイ~」と
手を振られたり、声を掛けられたりと、凄い人気者ぶりです。

カッパもすっかり調子にノリ、手平泳ぎのポーズでアピールしたり
握手をして回ったりと大胆な振る舞いに・・・

こんな、カラフルで怪しい「くろかる隊」の仮装部隊は踊りあり、
英語での掛け声ありで闊歩続け、最後は市長以下お歴々が陣取る
本部隊の前で戦隊モノ風寸劇と亀岡音頭を踊りまくるという
周囲の度胆を抜くハッスルぶりでした。
もちろん、保津川のカッパも!

子供たちも大人も笑顔いっぱいの楽しいイベントでした!

気が付く保津川のカッパはどこにもいなくなり、姿を消していました。

市民みんなで楽しむ国文祭の賑やかさに魅かれて、陸に姿を見せた
カッパは、また再び棲家である川に戻ってしまったのでしょうか?

でも、亀岡が笑いが絶えず、活気に満ち溢れている限り、
保津川のカッパは、必ずまたみんなの前に姿を見せることでしょう。

また、いつか、どこかで再会できることを楽しみにしております。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿