保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

プロジェクト保津川のシンポ、盛大に開催!

2007-09-09 20:38:34 | プロジェクト・保津川
昨日の夕方に放送されたNHKテレビのニュースを
ご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?

昨日、亀岡市のガレリアかめおかで開催された、
環境活動団体「プロジェクト保津川」の設立記念
シンポジウムは、会場が満席になるという
盛況のうちに終了しました。

当日は午後12時半の開場前から、続々と参加者が
お越しなり、シンポ開始の1時には60名座れる
円卓の席は、空き席がないほどに。

シンポジウムは我々「プロジェクト保津川」の坂本代表の挨拶の後、
基調講演としてNPO法人富士山クラブの川島事務局長が
「富士山ごみマップの作成と清掃活動」についてお話し下さいました。
川と山の違いはありますが、不法投棄ゴミ撲滅で積極的な
活動をされ、大きな成果をあげてられる同クラブの
取り組みには、参考になるお話が多い!
特に途方もなく広範囲にわたる富士山の裾野や幹線を、
会員自ら徒歩で調査してゴミマップを作成したお話には
地味な活動の大事さを改めて教えられた気がしました。
ゴミ投棄を発見した人が写メールを送信することで
GPS機能が作動し、リアルタイムでゴミ状況が把握
出来るという最新システムが、徒歩調査という地味な
活動で支えられている事に、最先端科学と自然保護という
一見相反する事柄が両立する可能性を感じました。

また、子供達にゴミ問題の大切さ伝えるには、マナーなどの
道徳教育だけでは十分でなく「理科を教えなければならい」
という言葉が印象に残りました。

第2部では「保津川にわたしたちに出来ることは何だろう?」を
テーマに、各テーブルごとに分かれ、参加者と一緒に
グループディスカッションを行いました。
約30分という短い時間の制約の中にもかかわらず、
「保津川の魅力を引き出す」為、今後取り組むべき
具体的なアイデアが、参加者から数多く出されました。
各テーブルとも、保津川に対する熱い想いがひしひしと
伝わる白熱した議論が展開され、心強く感じました。

みなさんに出して頂いたアイデアを生かし、これから
会員が一丸となって具体的計画に移すことで、この
保津川を輝かせていきたいと想います。


最後に、毎年10月20日から28日にかけて、富士山クラブが
中心になって全国で開催される「ふるさと清掃運動会」への
参加を呼びかける王貞治・福岡ソフトバンクホークス監督の
メッセージが紹介されました。
プロジェクト保津川としても早急に理事会で相談の上、
参加する方向で取り組んでいきたいと思います。

この設立シンポジウムは、私達プロジェクト保津川の
目指す方向性と具体的な取り組みへの多くのヒントが
得られたイベントとして、意義あるものだった感じています。

ご多忙の中、同シンポジウムに御参加下さったみなさま、
本当にありがとうございました。
これからもプロ保津への温かい御支援、御指導のほど、
よろしくお願い申しあげます。


NHKテレビの記者から取材を受ける坂本代表です。