宇宙の秩序に調和しながらの煩悩達成日記

自己実現。そうです、願望実現を通して、自己をさらに深く知ってみようという実験の日記ざます!

南インド。雨と蚊とスクーター事故と司馬遼の空海

2017-11-30 16:14:48 | 瞑想にまつわる能書き
南インド、チェンナイからインド人低所得者層を満載した格安航空会社IndiGoで
無事に帰国。このインド人労働者たち、ってのが、いちいち私の気を引くのはなぜ?

私は帰国直前、スクーターを横転する自損事故に遭い、右半身が痛くて動かない状態。
なので、飛行機を待つ間、じっとうつむいて痛みに耐えていたんだが、そんな私の目に
映るのは、インド人低所得者たちのチャッパル! ゴム草履のことね。
飛行機に乗るときくらい、チャッパル以外のもの履けよ!とか思ったりして。


オードビル。
いろんな意味でインドにありながら、インドじゃない!
地にはパワーがあって、私は初日、ずっと頭がクラクラしていたのだ。
そんな事は滅多に感じないのに。




ここは間もなく50周年を迎えるそうだ。
私はなぜか、コミュニティの中心部が便利が良いのでは、と思い中心部のゲストハウスに限定して予約を
申し込んだ。返事が来たのは1件だけ、でそこに決定したのですが、これが、全く「神の采配」でした。

ゲストハウスのオーナーは、初期の入植者?で、このコミュニティの歴史を良く知る人でした。
オーナーの歴史が、このコミュニティの歴史と重なり、とても良い情報収集になったのでした。

オーナーは、黒白の犬それぞれ、と黒白の猫を飼っていて、犬たちが早速挨拶に来てくれた。



うっそうとした林の中のゲストハウス。
条件は良いのだけど、ひとつだけ欠点が。
それは、Wifiが弱いこと。



私はWifiのルーターの強力なのを探しにポンディチェリまで行ってゲット。
でもITに疎いオーナーはその操作を正しくできずに(ボタン押すだけなのに。。)無意味状態。
ま、しょうがないっす。


基本、コミュニティの中は、ちょっとしたものが無く、ポンディまで出向く事になる。
案外、不便な場所かもだな。
それと、この辺、食べ物が大変に残念でした。

ネットで調べた人気のインド料理屋。
昨年のホテルの奇跡のようなイドリ!を期待したのだけど



大ハズレ!(号泣)




タリって、ひとつくらいは美味しいのがあるんだけど、それも無し。
冷えたパパッドをバリバリかじりながら、寂しい思いをしたのでございます。


確かに人気はある模様で、結構満員。
この後、西洋人の団体が到着して満員!




まあ、しょうがないっす。
ここでのまずい食事情を、私が変えますかね(爆)

さて。
Wifiが全く繋がらず、外は大雨。この隔離された小屋?はTVも無いのですよ。
もう、なーーーんもすることが無いよぅ、と泣きたくなったその時、

あ、そうだ! 本があった!


と、ピカリと思い出したのでございます。

その本は、2015年の暮れに高野山に参った際、そこでもWifiが無くてヒマに
なってしまったのですが、そこは高野山、インドの田舎とは違って本屋もあります。
で、司馬遼太郎の「空海の景色」つう、上下2巻の本、その他を購入したのです。
高野山で空海の偉業に圧倒されたので、本もすいすい読み進んだのですが、この本は
上巻を終えただけ。

下巻はそのまま、その際に使用してたサムソナイトに放り込んだまま、2年が経過して
いたのでございます。
テキトーな私は、こういうのをキレーに掃除したりしないのでございます。
なんか、旅行用のものってのがありまして。
小さなハサミ、ガムテ、ミニ電気やかん、コーヒーカップ等は必需品なので
旅行バッグに入ったまま、なのでございますね。
この本は、そんな感じで隅っこに紛れていたのでございます。


で、することが無いので読み進めると。
さすがに司馬遼、筆力ってんですか、読みだしたら止まらないのでございます。
そんなんで、読書して満足して雨の時間つぶしができました。

空海は、真言密教を集大成したとの事です。
この本によれば、密教とは流れる風を感じるのものではなく、風そのものになること、なのだとか。
そんな事が書いてあった。密教は頭でするものではなく、行が主体。いつかお世話になってみたいと
思ってるけど、まだ縁がござんせん。

ところで、私は滞在中にポンディに行ってアガスティアの葉とか、インドの占星術師とかに
会ってみたい、と思って、そのために大金も用意していったのよね(爆)
しかし、Wifiが全く意味をなさずに、諦めるしかなかった。

ちなみにコミュニティの中にもいろんなプログラムがあるらしいけど、どうも関心のあるのが
無く、かつ、ヨガは朝6時開始!なので、スクーターに不安のある私は、そんな朝の暗い時間に
スクーターがヤだったので軽くパス。

しかもこの宿、立派なヨガ部屋(小屋?)も併設してまして。
私の小屋の奥がヨガ部屋。
午前中は誰も使わないので、日々、軽くストレッチさせて頂きました。




これがスクーター。 走り出すとすごく気持ちが良くて、歌いだしたくなるけど、取り扱いが。
非常に重いのだ。
最初から悪い予感がして、横転するかな、ってずっと思って安全運転してたんだけど。
結局、転んだのでございます(涙)





スクーターに乗ってる時間が長くて、もつろん、写真撮れないのだけど、だいたいこんな感じ。




ほんとに気持ち良かった。スクーターに乗ってる際は、さすがに蚊もかみついてこないしね。




結局。
私はWifiが無くて何もできないかと思ったけど、そんな事はなかった。
ゲストハウスのオーナーが、大昔にフィンドホーンで修行した人!で、その頃に取得したカードで
リーディングしてもらったのである。とても満足。
ほんと、良くして頂いて、感動。
「私はあなたに会いに来たような気がします。」と言ったのでした。


ところで、空海の本を読んで、瞑想の事を考えて、ひとつ、明快になったことがある。
それは、なぜ、私の予感が当たるか(笑)って事なんだけど。
当てようと思ってないけど、感覚で確信することがあるんだよね、今回のスクーターみたいに。
それは、単純だけど、エゴを通り超えて、「じぶん」の純度100%に同化すること、なんだな。
簡単な事ではないが、たぶん、コツを覚えたら息をするように自然になるのだ。
うーん。 ぎゅーっと思い込んで、対象と同化するんだす。できないのは、ホントは不要と思ってるから。
なーんだ、そんな事かと思ったりして。

そして、コミュニティの創設者のフランス人女性、マザー、と呼ばれてるんだけど、なんか
気に入りました。

最近、気に入ったり、親しくするのは、ぜーーんぶ女性!












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