百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

ハッとさせられ、もうウットリ…のモノふたつと、ニッポンが本気で立ち向かわないといけないコト ふたつ

2021-10-16 12:04:30 | 日記
 R3.10.5 NHK-BSP『アナザーストーリーズ』は、高松塚古墳壁画が取り上げられてましたが、オイラは そこに描かれている女性に ハッとさせられ、もうウットリ。生身の女性に相手にされなくなった代償でしょうか、それとも美的感覚の練達? or 老成?。とまれ、若い時分には無かった感性が育まれていることだけは、確かです。 
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 R3.10.9 BS朝日『子供たちに残したい 美しい日本の歌』では、『ちいさい秋みつけた』が取り上げられてまして、岩手県北上市『サトウハチロー記念館』さんに掲げられている、ハチローさん自筆の書が映し出されていました。オイラは その文字とコトバに やはり、ハッとさせられ、もうウットリ。すばらしい・・・溜息 しきり であります。

「こころは やさしく ことばは 美しく」・・・何と素敵な 言葉であり 書だことか・・・


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 衆議院が解散され、実質 選挙戦が始まりました。国の有りようを問う選挙のはずなのです。オイラは、次の 2点について、徹底した議論を戦わせるべきではないかと思っています。

① 如何にして、間近に迫った中国の侵攻に立ち向かうのか。
台湾への侵攻は、わが国への侵攻とイーブン・イクォールです。どう備えるか、今すぐ考えるべきです。幼稚で馬鹿げた憲法のため 国が滅んじまっては、元も子もありません。一刻も早い対応が、今こそ求められています。

② 如何にして、国力アップを図るか。
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 R3.9.18 付け産経新聞に出た 今堀守通経済部長さんの『なんでも「安い」日本が危ない』記事で示された、このデータを見、オイラは大きなショックを受けました。特に平均賃金の低さ。平手造酒じゃあるまいに なして、斯くも落ちぶれ果てちまったんじゃと。

OECDは、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、エストニア、スロベニア、ラトビア、リトアニアという 22のEU加盟国と、
日本、イギリス、アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ノルウェー、アイスランド、トルコ、韓国、チリ、イスラエル、コロンビア、コスタリカの、その他16か国から成る経済協力開発機構ですが、これら国々の平均より 20%も平均給与が低いのです。

日本ともあろう国が こんな体(低)たらく、嘆かわしいなんてものじゃありません。与野党問わず もう総力を挙げ、もちろん 少子化対策も含め、挽回に向けた あらゆる施策を討議し、国力UPに邁進せずして 何とするっ !!! であります。ヘノコだの モリカケだの サクラだの ガクジュツカイギだのと、未だ こんなんゆうとる野党って、国賊以外 何者でもないと思っています。

否、代議士先生の不作為ばかり責められません。元凶は、自分自身を含めた国民ひとりひとり および、それらが寄り集まった 大衆にあります。これが 劣化しちまってるからでしょう。R3.10.15付 産経新聞『モンテーニュとの対話』で、佐々木孝さん翻訳による、スペインの哲学者 オルテガさん著の『大衆の反逆』という本の中の、惚れ惚れする名文句が紹介されておりました。下は 当該記事の一部。



本当に 小気味好い 素晴らしい言葉でありますので、抜き出し、デジタル化するとします。

 ● 人間に対して為され得る最も根本的な区別は次の二つである。一つは自らに多くを要求して困難や義務を課す人、もう一つは自らに何ら特別な要求をせず、生きることも既存の自分の繰り返しにすぎず、自己完成への努力をせずに、波の間に間に浮標(ブイ)のように漂っている人である。

 ● むしろ現代の特徴は、凡俗な魂が、自らを凡俗であると認めながらも、その凡俗であることの権利を大胆に主張し、それを相手かまわず押しつけることにある。

 ● 大衆は、みんなと違うもの、優れたもの、個性的なもの、資格のあるもの、選ばれたものをすべて踏みにじろうとする。みんなと同じでないもの、みんなと同じように考えない者は、抹殺される危険に晒される。

記事執筆者である 文化部 桑原聡さんは、次のような言葉で 結んでらっしゃいます。

 ● この国は高貴な魂とは無縁の『大衆』の帝国に成り果てようとしている。

オイラは思います。このような大衆を粘り強く説き伏せ、場合によっては強行突破してでも、あるべき姿に持ってゆくのが、本当の政治家ではないかと。かの安保闘争における岸信介内閣総理大臣のように。

それから、靖国神社さんへは、天皇さんを始めとする他の皇族方さんも、総理大臣を始めとする閣僚の皆さん方も、全員 絶対に、参拝すべきであります。CHINA、KORIA、アメリカさん他が 何と言おうと、断じてお参りすべきであります。

彼らの魂胆は、日本人の心棒をふやけさせ、国家そのものを ふにゃふにゃに蕩けさせてしまうことにあって、その標的として ヤスクニが最も効果的なアイテムになってるということに、日本人全員が 一刻も早く気付かねばなりません。国のため 命を賭し戦っても、知らんふりされたんじゃ 誰だって そんな気、持てるわきゃない、極めて当然な帰結であります。本当に「世界は悪意に満ちている」のです。こんなん、イワンでもアタリマエなコト。それにしても現憲法の何とも 腑抜けて、間の抜けていることよ・・・

 この際です。鬱憤を吐き出します。民放BS放送を席捲した感のある通販業者、その主役の一角を占めてのが 英国・ダイソン社さんの掃除機や、アメリカ・アイロボット社さんのルンバ。世が世なら このような商品、日本の電機メーカーさんから発売されて然るべきシロモノ。ふた昔ほど昔、衰退の代名詞になっていた感のあったイギリス。されど さすが アングロサクソン、金融しかり創薬しかり、はたまた家電だってしかり・・・、やはりタイシタ民族です。そうそう、同じような位置付けの商品として、ロボット掃除機の草分け ”ルンバ” がありましたです。
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