百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

遠く去りゆく TV 歌番組。今 我が心に適う音楽は 断然 クラシック

2021-03-04 20:04:52 | 日記
 昭和の歌い手さんたちの 声の好さ・歌の上手さ・味わい深さ の 凄かったことばかりが、ことのほか 感じられるようになって久しく、良質の歌を聴きたいという希いの最後の砦であった合唱番組も姿を晦(くら)ましちまった昨今、その寂しさを紛らしてくれてるのは、否 余りある楽しみを与えて下さってるのは、主にNHKさんで放送されているクラシック音楽番組の数々。


さしづめ 今の季節なら、R3.2.23 NHK-BSP『クラシック倶楽部』で放送された バイオリン:小林美樹さん ピアノ:板野伊都子さんで奏でられた ベートーベンさん作曲『バイオリンソナタ第5番 "春" 』。この録音 CDを 早朝 流しながら、ピチピチ 美しい彼女たちを想像しつつ、抹茶を喫 (すす)り、新聞を読むなんて 楽しみ、そうザラにないのでは・・・と思ったり

心を浄めたいと思ったら、R3.2.15 NHK-BSP『プレミアムシアター』で放送されたこの楽曲。

  指揮:テオドール・クルレンツィス 合唱:ムジカエテルナ合唱団 
                   演奏:ムジカエテルナ・ビザンティナ
  曲目 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン 作曲:おお 永遠の力よ 作曲者名不詳:ヴァイメ
     アレクセイ・レティンスキー 作曲:聞きたまえ 天の女王よ 作曲者名不詳:テリレム
     作曲者名不詳:天使祝詞、主よ あわれみたまえ、英国の王よ

キリスト教徒でなくっても、意味は分からなくっても、ノープロブレム。自分が 感じるままでいいのです。何せ『上を向いて歩こう』が『スキヤキソング』になって、何ら問題なく 世界中に広まるのですから。オペラだってそう。独りでいるとき オペラを聴くと、内容が何も解らなくたって、最高レベルに 心地好く楽しいもの。独りではないと感じるのが 好いのかも です。

さらに R3.2.28 NHK-BSP『プレミアムシアター』で、『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ジルヴェスター・コンサート 2020 』では(ジルヴェスターとはドイツ語で大晦日の意)

指揮:キリル・ペテレンコさん ギター:パブロ・サインス・ビジュガスさんという 超豪華
メンバーさんによる ロドリーゴさん作曲の『アランフェス交響曲』が演奏されたり

おまけに、オイラが若い頃 数えきれないくらい弾いた『禁じられた遊び』に ストリングスを加えた、ヘイゼルさん編曲の楽曲もあって、聞き飽きて お蔵入りしていた楽曲が、ものの見事に蘇(よみがえ)ったのを目の当たりにできたり と、クラシック音楽には 本当に楽しませていただいてるところです。

ギター演奏自体、オイラは ラファエル・アギーレさんのほうが、好いのではと思っていますが、イケメン振りの個人評価への寄与度というもの、この世の中、相当の加点のあるは 否めない事実ではないかと、オイラの長年の経験上、断言できます。何せ、オトコもオナゴも、何事に対しても、キレイなもんには からっきし弱いですから、残念ながら、致し方ないことかと。そういった面では、オイラは今まで めっちゃ損をしてるなぁと、思いたくないのに思えてきます。

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