こうばるにとって歴史に残るイベントとなった「WTK」。
当日の会場には多くのマスコミ関係者も来ていました。
彼らの眼には、このイベントがどのように映ったのでしょう?
また、どのように報道されたのでしょう?
NBC長崎放送とKTNテレビ長崎は特集を組みました。
NBCのタイトルは「失われるかもしれない…ダム水没予定地でコンサート」
KTNのタイトルは「ダム建設で失うものは 石木の自然や生活 音楽や映画で発信」
その2つの特集からいくつかの画面を拾ってみましょう。
会場の全景
演奏シーン
このライブコンサートがおこなわれた場所がどういうところなのか。
ダム計画と強制収用が進んでいる現状の解説。
このまま進むと、ここは水の底に沈んでしまう。
この景色は失われてしまう。
稲刈り途中の先月の風景。
主催者の1人、小林武史さんにインタビュー。
山田英治監督にもインタビュー。
来場者にもインタビュー。
会場に設置されたメッセージボード。
WTKに込められた思いそのものの絵です!
どなたが描かれたんだろう?
どちらの特集も、このイベントの趣旨を、まっすぐ届けてくださっていると感じました。
私も初めて出会った方々から、
「いいとこですね~」「また来たいです」「残してほしいですよねー」
そんな声をたくさん聞きました。
新聞も大きく報じていました。
いずれも、主催者の趣旨に賛同する来場者が多い中にも、
佐世保市や波佐見町など地元に近い人の、単純にダム止めてと言えない思いも取り上げていました。
ありのままに…それがとても良かった!
このイベントが石木ダム反対派のイベントではないという証。
ただここで素敵な時間を過ごしてほしかった、
そして、ここに在る大きな問題を知ってほしかった、
まずは知って、それから考えてほしい。
より良い未来のために、一緒に前へ進みましょう~
それが、主催者・出演アーティスト・こうばるの皆さん・ボランティア、
みんなの願いでしたから。