石木川まもり隊

石木川を守ること  それは里山を守ること  それは海を守ること  それは未来を守ること  
ここにダムは要りません

川原ほたる祭り 2013

2013年05月26日 | 川原

今日は「こうばる ほたる祭り」!

川原公民館では、朝から山菜の煮物やフツ餅やほたる団子などなど、

川原ならではのご馳走作りに追われ、

私たちサポーターも、あんこを丸めたり、パック詰めしたりお手伝い。

室内は熱気ムンムン、汗がたらたら。

休憩時間に外の空気を吸いに出てみると・・

いや~、外も真夏の暑さ!

きっと今夜はたくさんの蛍が見られそう。。

と期待しつつ、石木川のほとりを散歩すると、

川が隠れるほど青々と草が生い茂っていました。

今はこの草のどこかで、ホタルさんたちは眠っているのでしょうか・・

Sさんが枯れ草のようなものを運んでいました。

これは何?

「はだか麦たい。これで蛍籠ばつくっとよ」

 ふーん???

今年の「ほたる祭り」は、夕方6時から始まりました。

例年は7時開始なのですが、翌日は地域の小学校の運動会なので、

早めに初めて早めに終わろう~と、急遽決まりました。 

 

さっそく子どもたちが集まってきて蛍籠作りに挑戦です。

さっきの麦の茎だけを取り出して水に浸け、柔らかくしたストローで籠を編んでゆきます。

編み方を教えてくれているのは川原出身のおばあちゃん。

川原を出て行っても、ほたる祭りには必ず戻ってきて、

蛍籠の作り方をこどもたちに伝えているのです。

 

こちらはマムシの干物に、イノシシの牙のペンダント。

マムシの焼酎は高級なんだ!

広場では、ライブがスタート。

オープニングを飾ってくれたのは、「和太鼓衆 壱鼓」の皆さん。

美しい笛の音色と力強い太鼓の音に魅了されました。

 

2番手は、「オトヒトツ」の池ちゃん。

今年も音響など裏方の準備、すべてやってくれました。

毎年ライブができるのは、池ちゃんのおかげです。ありがとう~

させぼの「うたごえ ふれんど」や、 

「長崎のうたごえ」の歌が続き、

 

みんなで歌っているうちに、だんだん暗くなってきました。

「石木川まもり隊」のブースでは、共有地権者受付コーナーを設置、

祭りの参加者に参加を呼びかけました。

外が真っ暗になった頃、ほーちゃんの電子紙芝居の始まり始まり~

最後はもう一度、和太鼓衆の皆さんが力を振り絞ってアンコールに応えてくれました。

そして、川のほとりでは、ホタルたちの優雅な舞が始まり、

ガードレールに沿ってたくさんの人が並んで見つめていました。

あ!

指に止まったよ!

きれいだね~

お母さん、うちに連れて帰っていい?

 

だめよ、ホタルのお母さんが悲しむでしょ。

それに、こうばるのホタルはこうばるでしか生きられないの。

他のところに連れて行くと、すぐに死んじゃうの。

だから、また来年見に来ようね。

 

うん。

ホタルさん、ずっとここにいてね。

来年も、その次も、また見に来るからね。