番組のエンディング、風間くんから中丸くんに
好きな映画は何ですか?の質問があった。
風間くんは「バックトゥザフューチャー」、
中丸くんが最近お気に入りなのは「アベンジャーズ」だそうだ。
わたくしの大好きな映画アジア部門の第一位は
アン・リー監督の「ウェディング・バンケット」(1993台湾・アメリカ)。
同性愛を扱ったドラマや映画が増え始めた今、再注目されるべき映画かも。
さて、358回目の「まじっすか」は「マナーの鬼になる」第2弾。
今回は結婚式に出席するときのマナーを学ぶ。
黒の三つ揃いに白いシャツに白ネクタイ、靴と靴下は黒、
上着の胸ポケットに白いチーフをさしてフォーマルに決めた中丸くん、
服装は完璧だが、残念、ボタンマナーができていなかった。
上着のボタンを留めていなかったのだ。
スーツの第一ボタンは、立っているとき、歩いているときは必ず留めて、
一番下は飾りボタンなので外しておくのだそうだ。
ボタンひとつで合格点を取れなかった中丸くんは残念そう。
更に結婚式場内に入るなり、いきなりマナー違反ブザーを鳴らされ、
「何もしてないよ。」とキョトン。
じつは、何もしていないのが失敗だった。
室内に入ったら、上着ポケットのフラップを仕舞わなくてはいけないのだ。
フラップは屋外でのほこりよけについているので、屋内では
ポケットの中にしまわなければならないそうだ。面倒くさいなあ。
披露宴会場でテーブルに着くときは、椅子の下手、左側から着席し
座ったらスーツのボタンは外す。西洋のマナー、結構細かい。
マナーチェックの最後は、中丸くんが友人代表役で祝辞を読む。
事前に用意された原稿を読めばよいのだが、原稿には結婚式で使ってはいけない表現が
2つしのばせてある。
NGワードに気付いて回避できるかのテストは順当にクリアであった
「皆々様」の重ね言葉は「皆様」に言いなおし、
「最後になりますが」の文句はとばして読んで、先生に
「よくお気付きですね。」とほめてもらっていた。
「最後になりましたが」は、何て言い換えれば良いですかと
勉強熱心な中丸くん、
「結びとなりますが」と言えばよいと教わり、
そういう言葉がさらっと出る人になりたい。としみじみ。
同感だわ。
私も放送を見ながら、「最後」がNGなのはわかるけど、こんなとき
何て言ったらいいんだっけ・・と唸っていたのだ。
なるほど「結び」か。
気持ちの良い言葉遣いがすっとできる人になりたい。