温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

今夜、最終回。

2019-06-25 15:00:25 | 中丸雄一くん
先週、18日の火曜日
「わたし、定時で帰ります」の最終回が地震速報で中断し、
そのまま放送中止になった。
最終回は25日に改めて放送とのことで、18日は20分程度の予告編を見たような感じになった。

第9話のおわりでは、
時間のすれ違いだけでなく考え方の食い違いもみえてきて、
大丈夫かなあというより完全に黄色信号だった結衣ちゃんと巧くん。
このままどんどん距離ができて彼女にフラれちゃうのかと思っていたら
巧くんから「結婚はできない」と言い出した。

理由は、浮気したから。
ゆいちゃんを裏切った。だから結婚はできないって
貞操観念の強い人だな。

浮気相手は会社の先輩。そうか、あのおばちゃん上司にやられちゃったか。
自分の言い分だけ言って婚約者を部屋にのこして
さっさと実家に帰るのはどうかと思うが、
浮気なんて黙っていればわからないこと(すみません、考えがゲスくて)を
正直に話したのは、もしかして
彼女と距離をおくきっかけがほしかったのかな。
巧くんも、やさしい彼氏でい続けるのに疲れたのかもしれない。

もともと家事が性に合っていたんだろうけど、それでも
結衣ちゃんの求める「家庭を大事にする人」になる努力を彼はしてきたはずだ。
その結果、結婚を前提に一緒に暮らすところまできたわけだが、
おそらく彼女はこころの奥でまだ元カレのことが好きなんだろう。
だがら一生懸命、正反対の人を好きになろうとしているように思える。

プライベートを大事にする人と結婚すれば幸せになれるという思い込みが
強すぎるような、
自分を見てほしいという思いが強すぎるような気もする。

あれほど巧くんが作った料理を食べて、いろんな店でデートをしているのに、
結衣ちゃんは巧くんが「たこ」を食べられないことを知らなかった。
結局、彼女が求めていたのは定時で帰って一緒に時間を過ごしてくれる人で、
巧くんその人ではなかったのかも。

おそらく巧くんも、結衣ちゃんのことを知ろうとするばかりで
自分のことはあまり話さなかったんだろう。
もっと早くから、小さいことにこだわる男アピールをしておくべきだった。
そうしたら、少なくともラー油でうざがられるのは回避できたかも。

巧くんを擁護するのではないが、私もラー油が切れていて、往復3分以内にコンビニがあるなら
買いに行く派だ。
餃子を作った側の気持ちとしては、いちばん美味しい食べ方で出したい。

きっと種田さんなら、ラー油なんてなくてもいいよと、
ひとくちでばくばく食べるんだろう。
結衣ちゃんもそのほうが気が置けなくて楽しいだろう。

そんなふうにいろいろ考えていると、
巧くんと結衣ちゃんは理想のカップルのようで
じつはお互いに気を使ってどこか無理をしている二人のようだ。

中丸くんの演技が不自然なのは、あながち間違いじゃないのかもなあ。
コメント
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