温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

なつかし「チャンピオン鷹」

2007-10-03 13:38:01 | 電影
ビデオというより骨董品(失敬な・・)を手に入れるノリで買ってしまった
「チャンピオン鷹」(1982)のVHS。
今じゃ見られない紙ケース入りである。
ジャケットはさわやかユン・ピョウの満面スマイル。
作品解説には「あなたを100パーセントユン・ピョウカラーに
染めちゃいます」(ハズカシー)なんて書いてあって、
アイドル路線まっしぐらなのだ。


ストーリーは、田舎から出てきた青年が、嫌味なスタープレイヤーと
サッカー対決をするというもの(まとめ過ぎ)。
最初から最後までいけ好かない奴(悪役というよりイジワル役)
ディック・ウェイとの試合は、負けたほうの足を切断するという物騒な
勝負で、スポーツというより果し合いに近い。
でもまあ、足を切るなんていってるけど、最後は「過去のことは水に流そう」
とかって和解するんだろうなと思って見ていたのだが・・
えらく容赦ない結末でびっくりした。
あのラストシーンは笑えないなあ(困)
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ラッシュ・アワー3

2007-10-01 18:16:50 | 電影
最終日の最終上映にすべりこみで見てきた、おなじみジャッキーと
クリス・タッカーの「ラッシュ・アワー」シリーズ第3弾!
今回はアメリカとフランスで大暴れなんだけど、実は今までを振り返って、
ジャッキーのオール海外ロケの作品で、あまりおもしろいと感じたものってないのである。

もともと、「プロジェクトA」とか「ポリスストーリー」みたいな、香港の街自体
をアクションの小道具にしてしまったような映画が好きなせいもあるが、
実際、香港を走り回っているジャッキーは水を得た魚のように生き生きしていて、
やはりジャッキーには香港がいちばん似合うと、いつも思うのだ。
というわけで、残念ながら今回も不完全燃焼であった。
いろいろ事情があるのだろうが、パリまで行って大掛かりなことせんでも、香港で
地道なアクション映画撮ってくださいと私は言いたい。

それから、「ラッシュアワー3」がなんかぬるいなあと感じたのは、敵役の詰めの弱さにもあったかな。
真田広之がすっごく強くて、この決着どうなるのかとどきどきしていたんだけど、
あっさり情にほだされちゃったし、脚線美を披露して戦っていた工藤夕貴も、
えらく簡単に負けてしまった。
2作目の女用心棒チャン・ツイーが、べらぼうに強いうえに執念深くて、ものすご
怖かったのに比べると、今回のバトルは、ジャッキーがんばれ!って思うまもなく
終わってしまって、ちょっと残念だった。

もっと強い人、大御所になってしまったジャッキーと忌憚無く闘える人って、なかなかいないのかなあ。
ディック・ウェイ、カムバック!
最近すっかり温厚な顔になってしまったユン・ワー、もう一回悪役やってー!!




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