温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

これも東洋の奇跡?

2016-05-12 23:33:54 | 中丸雄一くん
昨日の「ニッポンの出番」、中丸くんは意気揚々と京都にロケにいっていた。
今日はすごいお宝がたくさん出ると聞いていますから
「期待してもらって構いません!」と
スタジオに呼びかける中丸くん、
口調がジャパネットの社長になってるよ!
所さんは、キミ、美術品に対して大丈夫?と心配顔である。

さて、
清水三年坂美術館。
貴重な工芸品の数々を、館長の案内で見学できて、
ものによってはショーケース越しでなく、じかに見られて、しかも触れられるとは
なんともうらやましい。中丸くん、いい企画に行かせてもらってるなあ

自在置物の「蛇」を
さわっていいですか、と取り上げ、
伸ばしていいですか?と、
くねくねさせたりのばしたり、
館長に「どうぞどうぞ」と言われるまま触っていたが、

値段は2,000万円~3,000万円と知り、まさに目が飛び出そうな顔になる。

思わず、「2,000万するんですか、これ」って、

芸術品を「これ」よばわりしないで
指をささない!

値段はまったく想像がつかず、それくらいの価値があるものなのかと
ビックリしたと、事後の感想。
まあたしかに、「なんでも鑑定団」のファンででもなければ、
自在置物の値段なんて見当つかないかー・・。

象牙を本物そっくりに彫った「たけのこ」をルーペで隅々まで見、
象牙の先端のカーブを筍に見立てた発想に
「センスあるなー」と感嘆する。

私は、その次に出てきた七宝のつぼを見た中丸くんが、
まっさきに「美しい黒ですね。」と言ったのに驚いた。
飾り壺一面に描かれた藤の花より
地肌の「黒」に目が行くなんて、センスある!

美術館の一級品を見る機会が増えれば
どんどん審美眼が上がるに違いない。
これを機にジャニーズ初の古美術鑑定士を目指す
なんていうのはどうか。 

スタジオの筒井康隆さんは、
この番組で初めて、良き目の保養をさせていただいた。
とおっしゃる。
筒井先生、リポーターの中丸くんは、目の保養の助けに
なりましたでせうか?



コメント
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