宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
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野菜のカタチ

2010-10-08 | 地域生活
栗が最盛期を迎えて、夏野菜の収穫は終わりを迎えつつある。
我が家の菜園は年々いい加減になって来ていて、とりあえず植えてみて、ほとんど放任で生き残った物だけ収穫する、みたいなスタイルになって来てしまった。結果、今年収穫できた野菜は、自然発芽したものや自家採種したものが多かった。そんな野菜達を見ていて、ふと、気がついた。


自然発芽して、たくさん実ったミニトマト。


カボチャはいろいろ植えたが、その中で生き残った自家採種して3年目のバターナッツスクワッシュ。


このカボチャはハッキリしないが、たぶん、いただいた富津の在来種の種から育ったもの。

ねー!みんな同じ様な形をしているでしょう!


去年の写真だけど、このひょうたんも、いすみで自家採種で作り続けられた種で、我が家で自然発芽したもの。このくびれの無いひょうたん型というか、だるま型というか、マトリョーシカというか、バーバパパというか......、この形ばかり生き残っていいます。ひょうたん、カボチャは瓜科だけど、トマトはどうなの.....?う~ん、やはりこの形には何がしかの自然法則の秘密があるんでしょうね。ひょうたんを加工していると実感する、この形の持つ強度は中の種を守る必然的なカタチなのでしょう。それにしても可愛いよね~。この可愛さも植物の戦略?


最後に、手塚治虫氏の漫画「ブルンガ1世」に出て来る怪物ブルンガの幼生の姿。手塚治虫の自然観察眼はすごいね!

宮下昌也と巡る悠久の旅