宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

お知らせ:房総★スターマーケット→クラフティア・杜の市→パヤカまつり

2014-05-24 | ライブペインティング

 

2週間に渡る中部ツアーより自宅に戻り4日が経ち、やっとPCに向かっています。

ツアー中、各地で受け入れてくださった皆さん、展覧会やライブ会場にご来場くださった皆さん、そして何よりもこのツアーを企画してくれたラビットレコーズに、深い感謝を捧げたいと思います。

本来なら一言ではとても語れない、様々な体験のあったツアーの報告を先ずしたいところですが、この後毎週の様に参加イベントがあり、先にそのお知らせをしたいと思います。

明日5月25日(日)は、千葉県大多喜町ベジタブルガーデンで開催される、「房総★スターマーケット」にかまどの火が参加します。

年に2回開催され、房総半島の個性的な作り手約50店舗が集う恒例のマーケット。毎回沢山のお客様でにぎわい、各店舗売り切れ必至です。

この日宮下家は、家族総出でかまどの火のお手伝い。午前中は僕と翠君が販売を担当し、お昼頃、新たに焼きたてのあんぱん、カレーパン、クロワッサンが追加納品される、いつものパターンです。パンが売り切れるとアーティストグッズも並べます。

好評のカレーパン、今回は只今庭で大量に採れているグリーンピースを使ったアルマタル(ジャガイモとグリンピースのカレー)が具に入るそうです。お楽しみに!

 

5月31(土)、6月1日(日)は、長野県駒ケ根市で開催される「くらふてぃあ・杜の市」で、2日間を通して100号の大作を描く公開制作(ライブペインティング)を行います。

全国より300を越えるクラフトマンが集まる杜の市でのライブペインティングは、なんと今年で14年目!各地で行っているライブペインティングでも100号を描くのはこの時だけで、年間スケジュールの中でも大切なイベントとなっています。今年はどんな絵を描こうか、今から色々妄想を膨らめています。

また、音楽、人形劇、大道芸が繰り広げられる菅の台会場の芝生ステージのテントには、過去の作品5枚を展示します。100号が5枚並ぶと、かなりの迫力です。駒ヶ根の大自然と様々なアート作品に会いに是非お出かけください!

 

そして、6月11、12日(水、木)はこれも毎年恒例、静岡県浜松パヤカの誕生日「13周年祭・ありがとうパヤカまつり」です。

パヤカならではの豪華ミュージシャンのライブ、asanaの新作展示会、美味しいベジタリアンフードの出店、などなど毎回楽しみなパヤカまつり。今年は駐車場でのフリーマーケット開催もあり、出店も募集しているそうです。

僕は中庭と店内に絵を展示し、グッズの販売をしています。夜はライブペインティングもします。

パヤカまだ行ったことな~い!という人は、この機会に是非、街の中にあるリゾートアイランド、パヤカワールドを体感しに来てください!

 

 


報告:ライブペインティングwithインド古典音楽 房総半島ツアー

2014-04-15 | ライブペインティング

インド古典音楽奏者・安藤真也さん、原口順さんとの、ライブペインティングwithインド古典音楽 房総半島ツアー、無事終了しました。各会場に足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました。いすみ→鴨川→白浜と巡った各会場はどこも特徴的で、ミュージシャンも場所によってそれぞれ違うインスピレーションを受けての演奏のようでした。

 

一日目、いすみ市中滝のチャナリーフは、森の中の野外ステージで。チャナリーフは5年間営業して来たカレー屋さんプリムローズが、アジアン食堂に模様替したお店で、店名も新たに再出発した第1日目の記念の日でもありした。

 

この日描き上がったのは森の神々に祈る女性の絵。

今までインド音楽とのライブペインティングでは、意識的にヒンドゥの神様や神話をモチーフに描いてきました。この3日間のペイントは、必ずしもヒンドゥのモチーフにこだわらず描いてみたのですが、結果的には3会場とも神話的な絵になっていきました。

⬇この日のお二人の迫力ある演奏の一部が、こちらの動画でご覧になれます。

https://www.facebook.com/photo.php?v=777034695640306&set=vb.100000013499501&type=2&theater

 

二日目、鴨川市金束のシュガーソルトカフェにて。ここでのインド音楽でのライブペインティングは昨年9月に続き2度目。我が家と同じ地区の金束でのライブは緊張感はあるものの、会場はアットホームな空気に包まれていました。

 

演奏途中ではつぼみだった蓮の花が、ライブ終焉には徐々に開いて絵が完成しました。

 

三日目は南房総市白浜の紫雲寺。荘厳な本堂でのパフォーマンス。

 

リハーサルを聴いていたときクリシュナのイメージが湧き、そのイメージを元にgreen womanの様な大地と一つになった僕なりの神像を描いたのですが、演奏が終わった時に安藤さんより、今日のラーガは実はクリシュナのラーガだったんです、と言われて一瞬鳥肌が立ちました。

昨年のツアー以来、ラーガ音律と絵に現れる色彩イメージのシンクロニシティについて、安藤さんとは話し合っていますが、ここまで具体的なシンクロに至ったのは初めてで、神秘的な世界の扉をひとつ開けてしまった様な感覚に襲われました。ライブペインティングをしていると、絵を描くという至って個的な作業の果てに、世界と繋がる不思議な道筋をかいま見る体験が間々あります。

この日、会場のお客様の何人かから、今自分が考えていたことが画面に描かれていく様だった、と言った内容のコメントを頂いたことが、とても嬉しいライブとなりました。見ている方が、これは自分の絵だ!とそれぞれに感じてもらえたとすれば、その時のライブペインティングは成功している、と解釈できると思っています。

さて、房総ツアーは終わりましたが、安藤さん、原口さんとのツアーはこの後、中部地方5カ所でのライブペインティング、2カ所での個展&ワークショップを含め、5月9日(金)~5月18日(日)の間、開催します。

こちらの情報詳細も近々upしますので、中部方面の方、よろしくお願いしま~す。


お知らせ:ライブペインティングwithインド古典音楽

2014-03-25 | ライブペインティング

 4月11日(金)~13日(日)の3日間、インド古典音楽奏者の安藤真也さん(サントゥール)、原口順さん(タブラ)のお二人がスプリングツアーで各地を回る途中、房総半島でもライブを行い、僕もライブペインティングで共演します。

写真は昨年9月にシュガーソルトカフェで行ったライブの様子です。

お二人はこの2月から3月にかけて音楽修行のためインドに渡り研鑽を積まれたようで、再会がとても楽しみです。先日順ちゃんのタブラソロアルバムが届き、新たな展開が期待されます。

古典と言っても即興演奏であり、進化し続けているインド音楽の“今”が聴くことの出来るお二人の演奏と、音楽に呼応して画面が変化するライブペインティングのコラボレーションを、是非体感してください!


日程は次の通り

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4月11日()
アジアン食堂 Chanaleaf(千葉県いすみ市岬町中滝2072-3)
18:00開場 19:00開演 予約¥2000当日¥2500(+1order)
問合せ:TEL0470-87-6964  http://www.chanaleaf.com

4月12日(土)
シュガーソルトカフェ(千葉県鴨川市金束375-1)
18:00開場 19:00開演 予約¥2000当日¥2500(+1order)
問合せ:TEL 04-7098-0616  http://www.sugarsaltcafe.com



4月13日(日)
紫雲寺(千葉県南房総市白浜町滝口1084)
15:00開演 料金¥2000
問合せ:TEL0470-38-4740  http://www.shiunji.org


予約お問い合わせは各店舗及びラビトレコーズ

http://rabitrecords.com/

info@rabitrecords.com

 

 

 


報告:お花見マルシェ@なごみ

2014-03-18 | ライブペインティング
先週末は静岡県御前崎市、浜岡砂丘の目の前にあるなごみで開催されたお花見マルシェにて展示とライブペインティングを行ってきました。


なごみの店内に作品を展示し、その中で昼間は2日間の公開制作型ライブペインティング、夜はkuriとのパフォーマンス型ライブペインティングを行いました。


開場前の展示風景です。


なごみは2日間だけのカフェギャラリーに変身。


1999年に描いたこの絵は、今回たくさんの人に好評を頂きました。


外はいろいろなお店が出て賑やかなバザールに。
手前で万華鏡ワークショップを行っているのは御前崎在住のガラス作家奥野いづみちゃん。
地元の桜祭りに会わせたこのイベントは、陽気に誘われてたくさんの人が途切れることなく来場していました。


そのバザールの奥でひときわ目を引いた日球ドーム。


竹で出来た骨組みから成る構造美。


ワンタッチで組み立てられるように作られたジョイント部。移動型ジオデシックドームとしては群を抜いた完成度の高さです。


これはイベントが終わり解体をしている場面。


日球ドーム制作者の建築デザイナー日球君。
建築文化の「不動産(家は動かないもの)」という概念を根本から問い直すというコンセプトのもと、2003年より数々の野外イベントでドームの展示、レンタル&販売活動を展開しています。


土曜の夜のライブ、オープニングアクトは牧島竜也のpigs in a strowhouse。


そしてkuri&宮下昌也のライブ&ペインティング。


この時描き上がった作品。なごみ所蔵になりました。


そして2日間の公開制作で完成した絵はこちら。

今回は春の絵を描こうと思い筆を進めましたが、出来上がってみると花々が咲いた野山の中に移動式住居が建ち並ぶ夢の様なコミュニティの絵になっていました。
それはこのイベントを象徴するかの様な温かい風景で、完成した絵を眺めながら2日間の間に言葉を交わした人々の顔を思い出し、僕も幸せな気分になったのでした。

この日を企画してくれたなごみのタカ&あいちゃん、素晴らしいイベントでした、ありがとう。そして出会えたすべての人に深い感謝を。






ASABAでウエディングライブペインティング

2014-01-27 | ライブペインティング
横浜市金沢区のアサバアートスクエアで開催されたウエディングパーティーにてライブペインティングを行いました。
ウエディングパーティーでのライブペインティングは4回目。面識のない方からの依頼は、昨年9月に鎌倉で行った時に続き2回目となります。


パーティーの間の約2時間で完成した絵。
新郎のご実家が奄美大島という事で、絵の中に海を入れてほしいとの、要望がありました。
描き上がった絵はこの特別な日の記念品として新郎新婦の家に飾られる事となるそうです。キャンバスの裏には、パーティー参加者のお祝いの言葉も書き込まれています。お二人が入籍されたのは昨年の秋、その時に結婚式を開かなかった二人のために友人達が企画した手作りで暖かみのあるパーティーでした。

美術において音楽の様な瞬発力やスピード感を伴う動的表現が出来ないか?という追求から始まったライブペインティング活動が、結婚式でのパフォーマンスとして喜ばれる様になるとは思ってもいませんでしたが、確かに特別な日の時間、空間、想いを1枚の絵に昇華させる事の出来るライブペインティングはお祝いの日のパフォーマンスにはぴったりかもしれません。
ともあれ、皆が笑顔の祝福の日の一役にご指名いただいて光栄でした。

宮下昌也と巡る悠久の旅