宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

お知らせ:アートフリーマーケットinちくら と awanova5周年ありがとう祭り

2015-04-21 | ライブペインティング

今週末は土日と続けて、地元のイベントに参加します。

まず、土曜日25日はアートフリーマーケットinちくら です。

 

今年で17回目を数える千倉のアートフリーマッケト、実は宮下家は初回から全回参加しています。
この17年間に宮下家のブースは様々な遍歴があり、始まった頃は幼い子供達を連れてまだ数少なかったポストカードやクラフト作品を並べている時代、その後2000年あたりはブースでライブペインティングをしている時代があって、2003年に広子さんがかまどの火を開業してからは徐々にパン屋さんが勢力を広げ、今はパンが売り切れてからアートグッズを並べるスタイルですが、なんと今年は他のイベントとかぶって、かまどの火が出られない!?という事態に......。

初の不参加も考えましたが毎年家族で参加して来た思い出深いイベントなので、やっぱり今年も参加させてもらう事にしました。
橙也君とふたりでアートグッズ&クラフト作品のブースを作ります。
新調した白いテントでお待ちしています!

 

そして翌日26日日曜日は、金束の「awanova5周年ありがとう祭り」で壁画ライブペイントです!

 

新月に開くコミュニティカフェ&マーケットとして、すっかり地域に定着したawanovaも始まってもう5年。
当日は様々な催しが行われる中で、awanovaの壁面に絵を描いています。オープンの10時から始まってクローズの15時頃に完成する公開制作です。

 

春の陽気に包まれた素敵な2日間になります様に。是非、お出掛け下さい。


お知らせ:「倍音の森×宮下昌也 ライブペインティング」

2015-03-07 | ライブペインティング

今月末3月28日(土)、アートガーデン・コヅカで久々のライブが開催されます!
コヅカの森に何度も倍音を響かせた尾引さんが参加している新ユニット「倍音の森」。
JAZZを基調にしたクールなサウンドでありながら、体の奥の血をざわつかせる様な今までに無い音楽。

当日はメンバー達と森の中の倍音を探すワークショップも開催されます!

 

 

「倍音の森×宮下昌也 ライブペインティング」


開催日:2015年3月28日〔土)

時 間:13:00~ ワークショップ「コヅカ・倍音ツアー」
    16:00~ 倍音の森×宮下昌也 ライブペインティング

参加費:ワークショップ 1000円/人
    ライブペインティング 2000円/人+1オーダー

主 催:倍音の森 協賛:アートガーデン・コヅカ

お申し込みは、vionforest@gmail.com まで。

*************************************

倍音の森
四弦すべてが剥き身のガット弦という稀有なコントラバスを奏で、ジャズを基に独自の世界観を繰り広げるコントラバス奏者の田嶋真佐雄。

その見かけからは想像できない程、情熱的で狂気的な演奏で絶大な人気を誇るアコーディオニスト熊坂路得子。

南シベリア・トュバ共和国の民族楽器を操り、卓越した倍音技術とユーモラスで確固たる世界を持つ、尾引浩志。

太く伸びやかな天性の歌声を持つヴォーカリストLUNA。

**************************************

そして、この日は僕もライブペインティングで加わりますが、この日ライブで描いた絵は只今レコーディング中の1stアルバムのジャケットになります!
う~ん、楽しみ!

4人のミュージシャンが織りなす現代ではナカナカ聴く事が少なくなって来た、雑味のある豊かな倍音に満ちたサウンド。聴いた事の無い、けれどもどこか懐かしい響きの世界へ!

 

 

 


報告:金沢文庫芸術祭1dayイベント

2014-09-15 | ライブペインティング

昨日は金沢文庫芸術祭1dayイベントでライブペインティングしてきました。
その様子をご報告します。


会場の海の公園はビーチ沿いの松林の中に芝生の広場が広がる開放的なシチュエーション。
最高の秋晴れで、沢山の来場者に恵まれた1日でした。

 


広い会場内はいくつかのエリアに分かれています。
僕は先住民族広場にあるアサバ・アートスクエアブースで描いていました。
松の木からの木漏れ日が気持ちのよく、1日中快適に描けました。

 


会場内には全部で3つのステージがあるのですが、このエリアのステージがすぐお隣でオープニングのネイティブアメリカンのセレモニーから始まって、音楽、トークなどが次々に展開され楽しめました。
写真は西アフリカのンゴニの演奏。アフリカのトラディショナルに日本語の歌詞を付けた楽曲が気持ちよかった。

 


金沢文庫芸術祭の主宰者・浅葉和子さん。

 


段ボール顔はめパネルを展開していた井上ヤスミチ。
再販された絵本「戦争の作り方」にサインしてもらいました。

 


コヅカ・アートフェスティバルでも人気だったショウとヨーコの花かんむり屋さん。

 


夕暮れに完成した絵。
約7時間のライブペインティング。

 


名物のサンセットパレードが始まり、祭りは夜の部へ。

 


先住民族広場には大きなピースキャンドル。

 


ワールドステージのオブジェ。

 


フィナーレの大セッション。

 

 

 

 


報告:6月上旬2つのライブペインティング

2014-06-23 | ライブペインティング

ブログのupが現実のペースに中々追いつきません。
6月上旬は毎年恒例の2つのイベントに参加してきました。


ひとつめは今年で14年目の参加となる長野県駒ケ根市のクラフティア・杜の市。毎年100号の大作を2日間で描き上げています。
今年は駒が池会場が池の整備で使えないため、例年より少ない出展者だったようですが、それでも200名を越すクラフトマン達の充実したマーケット、音楽、人形劇、大道芸などの見応えのあるパフォーマンスと、駒ヶ岳山麓の大自然の中で繰り広げられるアートな2日間を堪能してきました。

毎年参加していて仲良しになった、素敵なクラフトマンたちの作品をご紹介します。



同じ南房総から参加のフェルト作家おべひーた。独自の技法でのフェルト以外の様々な素材との組み合わせが妙!


こちらもガラスと真鍮を使った独自の技法で作品作りをしている露草工房(from岡山)。


バーナーワークのガラス工房「たまもの」(from滋賀)。


江戸時代から続く大麻農家八代目。野州麻紙工房(from栃木)の大麻繊維。
今週末6/28、29(土、日)は、野州麻紙工房のカフェギャラリー納屋に展示とワークショップのため伺うことになっています。


僕がライブペインティングをしている芝生ステージでは、開場と共に「アルプホルン駒ヶ根」のファンファーレが鳴り響きます。


若き凄腕大道芸人田中健太。今年は入沢国際サーカス学校の校長先生と「サーカスはリヤカーに乗って」という全国行脚をしています。どこかで出会ったら応援してあげて!


杜の市もう一人のライブペインター修也。幾何学文様で埋めていく緻密な絵だ。
僕「苦行っぽくない?」修也「それが楽しいんっすよ!」

 


今年の僕の絵はこんな感じ。
今年の作品は、伊那谷のサブニュマや房総半島のバディニャなど、全国にあるジャパニーズアフリカンコミュニティに捧げるオマージュです。
日本各地にジャンベを叩くグループが生まれ始めてからもう10年以上たちますが、長年活動を続けて来た彼らの音楽、ダンス、そしてライフスタイルに近年僕は大きく感動しています。
今の時代に一番必要なことを音楽やダンスを通して、友人たちに、子供たちに、彼らは伝え続けていると思います。

杜の市のあとは、パヤカの13周年祭へ。
展示と3枚のライブペインティングを行いました。


三線片手に奄美の島唄で会場を盛り上げる奈良大介。
今年もコヅカアートフェスティバルに来てくれます。


敷地内の満開のブーゲンビリアを贅沢に使ったステージ装飾。
右からBUN(カリンバ)、マロン(ギター)、パヤカトール(カリンバ)、ナオ(ギター)、そしてステージ手前にクリスタルボールのyuna。
豪華なセッションでした。



BUNさんたちのセッションからしす天(しす+天草)の演奏で描いた1枚。

 


2日間を通して描いた1枚。
ラクシュミーは昔から描いているモチーフですが、この蓮の花の中のラクシュミーは5月のツアーで初めてこの姿を現して、これが3枚目。僕なりのラクシュミー像が完成しつつあります。
龍のモチーフは昨年後半から頻繁に現れています。何故かな?何か大きなエネルギーの動きを感じていることが、この様に現れて来るのかもしれません。


オマケ画像。
伊那谷の友人にkidsTシャツを購入していただいたのですが、子供たちがあんまり似合っているんでパチリ!


報告:中部ツアー/ライブ編

2014-06-07 | ライブペインティング

杜の市のライブペインティングも終わり、来週のパカヤ13周年祭と夏のコヅカアートフェスティバルに向けての準備が始まっています。
もう一つ、今月末の6月28、29日(土、日)に栃木県鹿沼市にある野州麻紙工房さんのギャラリーカフェ納屋での展示&ワークショップが急遽決定しました。
鹿沼市で開催される「第3回 日本麻フェスティバル in 栃木」に合わせての企画です。

詳細はまた後日upするとして、ブログ上では中部ツアー報告の途中でした。続きをご覧ください。

****************************

5月の中部ツアー、全部で5カ所をライブで巡りました。
各会場の様子と完成した絵を、写真で一気にお見せしたいとおもいます。

 

四日市のライブハウス・フルハウスにて。リハーサル中のラビットレコーズ。

 

この日完成したのはクリシュナの絵。

 

名古屋のトライバルアーツ。

 

ガネーシャ。

 

松坂市ターラのライブステージ。

 

ラクシュミー。

 

白熱のライブの後でみんなニコニコ。

 

高山市のピースランド。

この日もラクシュミーを描きました。ラクシュミーは2枚ともお嫁に行ってしまいました。

 

そして千秋楽の松本市サムサラ。

 

この日のライブもすごい迫力のある演奏でした。

ラーガが蒼いイメージで、シヴァを描きました。

 

4月の房総ツアーから数えるとこの2ヶ月でラビットレコーズと8枚のヒンドゥの神様の絵を描いたことになります。
kuriやモーフの旅といった僕にとってライブペインティングの相棒と言っていいミュージシャンとのライブでは、繰り返しコラボすることで生まれて来た、定型の様なペインティングのパターンがいくつかあります。

ラビットレコーズともヒンドゥ神話にモチーフを絞り込むことで、他にないライブペインティングユニットに成って来た感じがします。


宮下昌也と巡る悠久の旅