宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

コヅカ・アートフェスティバル2012:オープニングまであと2日・会場風景

2012-08-02 | コヅカ・アートフェスティバル2012
昨日は南の方の台風の影響か、通り雨があり会場全体がしっとりして、このところ続いていたカラカラ天気とはまた違った表情を見せていました。

初日まであと2日の会場風景です。


あーと合宿が終わって今度は参加作家としての野外展示創作に入ったこまちだたまお。これからオープニングまで毎日会場入りします。


ティピと子ティピ。


子ティピの奥のヘンプ小屋。ひょうたんたけしワークショップ会場。


その下の段で黙々とBMXダートコースの仕上げにかかる岡山潤。橙也くん達が試走している様子をブログに書いてくれましたよ!
http://junbmx.livedoor.biz/archives/51882784.html#more


森の家の裏、ツリークライミングのワークショップで登る木を下見に来た「そまびと」の二人。


真ん中のナラの木に登るらしい。結構高いぞ~.....。


いち早く密度のある野外展示空間を完成させたコジマユウジ


気になる展示小屋の中をのぞいてみました。


観葉植物が置いてあったりしてオシャレです。


独特の空気の空間。コジマワールド。


コジマユウジの展示の向かいの杉林に結ばれている色とりどりのリボンは、河地貢士のインスタレーション。
造林政策で日本中に植えられ放置された杉の木達にリボンをかけ贈り物にする、といった意味合いを込めた作品ですが、息子は帰って来るなり「あの辺の木切っちゃうの?」。伐採の時の目印にするカラーテープだと思ったようでした。贈り物にするってそういうことなのか......?う~ん、現代美術って難しい?

河地貢士はシュガーソルトカフェで開催される企画展「AREA55」もお見逃し無く!


コヅカ・アートフェスティバル2012:たまあーとのあーと合宿

2012-08-01 | コヅカ・アートフェスティバル2012
3日間の「たまあーと創作工房」のあーと合宿が終わり、アートフェス初日まであと3日と迫りました。


去年より「たまあーと」は子供達の作品を野外展示している他、講師陣3名が参加作家としてエントリーしていて、アートフェスティバルとは切っても切れないコラボレーションを展開しています。今年はアートフェス直前の森の家での合宿で子供達の展示作品も現場で創作しました。

アートと自然がてんこ盛りの3日間の様子を写真で追ってみました。


まず森の家に到着後、始めに合宿の間各々が使う食器を竹で作ります。


出来上がった竹食器。これで3日間ご飯を食べました。


次は天体望遠鏡作り。


カラフルにペイントして完成。


夜はバルコニーでBBQ。


ヘッドライトをつけて焼そばに腕を振るうこまちだたまお主宰。


大人も子供も焚き火が大好き!


翌朝、僕が担当したTシャツペイント。


風に当てて乾かしている所。最終日にはみんなこのTシャツを来て帰りました。


そして自然の中で遊ぶ.....。


泥んこになって遊ぶ!


いよいよアートフェス展示のための小型ティピ作り。まずは竹林で竹切りから。


これだけ沢山の竹を集めるだけで結構な作業です。でも子供達は楽しそう!


枝葉を燃やした焚き火の中には、桑の枝が入っているカンを入れて蒸し焼きにしています。スケッチに使う描画用の木炭を作っています。


約20個のミニティピが並び、会場の様子もかなりにぎやかになって来ました。

このティピの群れの中を通ってひょうたんたけしのワークショップ会場やBMX会場、青海文庫会場に行くことになります。今年の野外展示会場はかなり立体的に森の中を楽しんでいただけます。


コヅカ・アートフェスティバル2012:ティピ設営&野外展示搬入風景

2012-07-28 | コヅカ・アートフェスティバル2012
今日もまた会場ではいろいろな変化がありました。


まずは午前中、ティピの設営。


こうやって竹を組んでロープで締めます。


中はこんな感じでとっても落ち着く空間。hirakenよりティピについてレクチャーを受ける「あわのネ」主宰・草太くん。


今年もステージ脇にアートフェスのシンボルが完成。


アートガーデン・コヅカの敷地の入り口近くに設置されたオシャレな白い小屋とその周りは、絵描きのコジマユウジの野外展示空間。絵を野外に展示するのは普通絵描きはあまりやりたがらないが、コヅカ・アートフェスティバルの野外展示は何故か立体作家より平面作家の方が多い。


会場入口の道脇に毎年設置されている現代彫刻家・中村岳のインスタレーション。今年はこんな作品。本人曰く「浮いている様なイメージ.....」とのこと。


炭焼き小屋からのぼった山桃の木の下の段では、愛さんが黙々と作業中。3年前に皮むき間伐してから、彼女はこの場所と関わり続けています。今年はどんな空間が出来るのでしょう?


2年前に作られ、半壊している茶室の周りを鎌でていねいに草刈りしているひょうたんたけし。ここで「ひょうたん笛ワークショップ」を開催予定。ネパールからお土産に買って来た笛類も展示販売するそうで、それも気になるぞ!


そして今年も星見亭かまどの火に行く近道(健脚コース?)には「宮下昌也のアートの小径」が出現しています。


12枚の絵を見ながらこの道をのぼり切ると、「絵本CD原画展」が開催されている星見亭にたどり着きます。


コヅカ・アートフェスティバル2012:宿泊施設&ご近所オープンアトリエ情報

2012-07-27 | コヅカ・アートフェスティバル2012
会期が近づくに連れて、宿泊に関するお問い合わせが増えて来ました。
アートガーデン・コヅカではお客様の宿泊は受け入れていませんが、コヅカと同じ大山地区にある「天然村」が宿泊の受け入れをしています。


ふだんは会員制の天然村ですがこの時期は1泊もOKで、個室の他、ドミトリーも格安で泊めてくれる様です。またアートフェスに合わせてキャンプの受け入れもしていますので、お問い合わせ下さい。

http://tennenmura.net/meet/category/一泊で泊まる/

また天然村はオープンアトリエでアートフェス参加しているので会期中はこちらでもフルーツカービングやメッセージストーンアートなどのアート展示があります。

http://tennenmura.net/meet/category/イベント情報/

今年は他にも大山地区のオープンアトリエが充実しているので、天然村に泊りながら各アトリエを自転車で探索する、なんてことも出来てしまします。以下、大山地区のオープンアトリエ情報です。


天然村とアートガーデン・コヅカのちょうど間にあるシュガーソルトカフェでは現代美術展・AREA55が開催されます。

http://kawamuramotonori.com/area55kamo/


陶芸窯元「笹谷窯」では「ふうりん展」が夏の間開催されています。

http://www.sasayagama.com/

また金束に暮らすアーティスト夫婦・橋本登&まちこ夫妻の「のぼる窯」では陶器&油絵の展示が行われます。

さらに長狭街道を鴨川市街の方に行動半径を広げると「ガラス工房アルコス」のガラス工芸体験や「よいちの館」の「親子でアート陶芸教室」など、体験ワークショップを開催しているアトリエもありますので、「安房アートマップ」をたよりにぜひ訪れて未て下さい。




コヅカ・アートフェスティバル2012:オープンまで11日・会場の様子

2012-07-25 | コヅカ・アートフェスティバル2012
今週に入って会場整備が本格的に始まっています。


展示場所を掃除して集めた杉の葉っぱで焚き火する、たまあーと創作工房の講師陣。29日からたまあーとの合宿でが森の家で行われますが、その時ここで子供達が展示作品を創作します。


ステージ周りの草刈りもほぼ完了。今年はここでステージ装飾も兼ねた野外展示をioritoが展開します。


作り始めて1ヶ月くらい、日々出来上がって行く様子に感嘆の一言、岡山潤のBMXのためのダートコース。ここでは毎日11:00~13:00にBMXの体験ワークショップが無料で行われます。


そのさらに一段下ではアートガーデン・コヅカにおける里山開拓のパイオニア、青海文庫が今年も新たに場所作りをしています。ここでは8/4~11 13:00~に竹と食用油を使って松明を作る自然科学系ワークショップを開催。涼しい木陰で本も読めるブックカフェも併設されます。


森の家の裏に広がる広葉樹の森ではDSmachiya・来嶋洋介のツリーハウス作りが進行中。このまわりで8/4~11にツリークライミングのワークショップが開催されます。


ツリーハウスの床に座って森の家を眺める来嶋さん。アートフェス前のツリーハウス作りはここまでにして、この後彼はチェーンソー担いでアートガーデン奥座敷「バンブービレッジ」の整備に向かいました。


山とアーティスト達のコラボが始まり、真夏の白昼夢の様な風景がいよいよ出現します。



宮下昌也と巡る悠久の旅