秋田ぐらし akita life

日常のできごと、面白いこと、おいしいこと、いろいろ

秋田 サンドクラフト 三種町 釜谷浜海水浴場

2015年07月28日 | 日記
昨日までのすっきりしない天気から今日はいきなり真夏・・・えらく暑くなりましたが
三種町釜谷海水浴場で毎年行われている サンドクラフト の作品を見に出かけました。



今日の日本海はまるで南国の海のようなコバルトブルーの色彩です。

又、駐車場の脇には風力発電用の風車群が建っています。


そんな中
砂の彫刻の力作たちが並んでいます。(写真の腕が悪いので砂像の全体が撮れていないですが)

 題名 「ぼくらの高速道路」


題名 「妖怪ウォッチ メロンニャン」



題名 「戦後70年の軌跡」


題名 「家族が笑顔になる家2015」


題名 「渚の白鷺城」


題名 「韮山反射炉 (株)明電舎提供砂像」・・・いちご狩りで有名な伊豆の韮山反射炉


題名 「自在観音」  台湾からの参加


題名 「こどもの頃の夢」 台湾からの参加


題名 「阿修羅」  特別賞だそうです。 ダイナミック且つ繊細


題名 「えびす様と私達の野菜」  高校生の作品


その他、小作品がたくさん並んでおりましたが、見事な出来映えです。


砂像の展示はまだまだ続きますが、素晴らしい作品群を維持するのは大変そうです。

土崎港 曳山祭2015

2015年07月21日 | 日記
土崎港曳山まつりが始まりました。
国の重要無形文化財となっている土崎地区の伝統行事です。
今年は20台ほどの山車が出ているようです。
 曳山1702年(宝永2年)が祭りの起源となっているようでありますが、1878年(明治11年)この祭りの様子をイギリスの旅行家、イザベラ・バードが書き残しています。
『イザベラ・バードの日本紀行』によると、久保田(秋田)から北へ向かう途中、曳山祭りに遭遇している。
(文章を抜粋)
 動きがとれなくなったのでクルマをそこで降り、群集のなかに分け入りました。粗末な茶屋と粗末な店のあるみすぼらしい通がほぼ1マイル(約1.6キロ)にわたって人で埋まっていますが、実のところどんな通りであるかは人波でほとんど見えません。全長にわたり、提灯がびっしりと吊り下げてあります。
・・・・港には二万二000人の見物客が町外からから集まったと警官が教えてくれました。それでも三万二000人の行楽客に対して、警官は二五人いれば事足りるのです。その場を引き上げた午後三時まで、わたしはひとりの酔っ払いもみかけませんでしたし、粗野な振る舞いや無作法な態度をただの一度も目にしませんでした。しかもいちばん人でこんだところですら、みんな暗黙に了解しているかのように輪をつくり、息のできる空間をわたしに残してくれたのです。(抜粋終わり)
 昔から大変な賑わいだったようです。
普段あまり見かけない若者たちが出没しています。




秋田美人がぽつりポツリと見物客や曳山関係者の中に居ります。


伝統の武者人形の山車
これもイザベラ・バードの日本紀行の文章では
(抜粋)わたしたちは最もひとだかりしている二台の大きな曳山のとろへ行きました。高く組んだ巨大な曳山は遠くからでも見えました。これは長さ三〇フィート(約9メートル)の太い木材と八つのおおきくて頑丈な車輪で造ってあります。その上にはやぐらがいくつかあって、杉の枝で造った平たい台のようなものが突き出ており、てっぺんには高さのちがう特製の峰が二つそびえていて、全体の高さは地面からざっと五〇フィート(約15メートル)近くあります(抜粋終わり)
昔は、高さ15メートルの山車があったんですね。




見返し・・山車の後部
見返しは世相を風刺した川柳で、曳山の後方にあるお囃子の櫓(やぐら)の上に人形1体と並べて飾られます。見返しも武者人形と同じくらい歴史が古く、優秀な見返しを表彰する見返しコンクールが行われているそうです。

 

曳山の醍醐味、山車の移動時のきしむ音と、踊りを動画で

なまはげオートキャンプ場の下見

2015年07月16日 | 日記
 この夏休みに埼玉の姪の子供たちが秋田でキャンプを計画しているらしいので、キャンプ場の下見で「ナマハゲオートキャンプ場」へ
管理棟で立ち入りの許可をもらいキャンプ場内へ
多目的広場兼用のサイト
ここは自由にテントを張れそうです。


コテージサイト
中は確認できませんでしたが、管理棟でもらったパンフレットには書いてありませんでしたが、ホームページを見ると調理道具、電子レンジ等一式がある模様


テントサイト、70区画、各区画には車一台分の駐車スペースと、電源コンセントがありました。

サニタリー棟が3棟、調理場、トイレがありますがトイレは水洗、洋式が少ないようです。

キャンプ場から続く道をたどると「温浴ランド おが」 にいけます。

途中、松の木の下に

アミタケのようなキノコが

このキャンプ場、台地になっているので、夜は星がよく見えそうな気がします。
キャンプ地の第一候補にしておきます。

さて、キャンプ場の調査が終わったところで、昼食は男鹿半島の突端、入道崎へ

食事処、お土産屋さんが並んでいます。

その中で、ここ「みさき会館」、亭主がUFO遭遇経験が多くあり、UFOのDVDまで出しているようですが、ここの会館の名物UFOラーメンをいただきました。
店内にはたくさんの芸能人のサインや写真がありましたが、UFOの第一人者矢追純一さんも着ているようです。
UFO発見はこの場がいいとのことです。


味確認物体(みかくにんぶったい)とあります


実物の写真、海苔は夜空の見立て、ラーメンの表情がウルトラマンのような・・・

秋田名物しょっつる味のラーメンでした。
確かにしょっつる味のラーメンは初めてでしたが、さっぱりした塩ラーメンという感じの和の味でした。
食事を終えて、帰路に着きましたが、途中、これまた男鹿で有名な「ゴジラ岩」をちょっと撮影
海面がすぐそばです。
調子にのって、愛車で海水の溜りを少し走行、錆びてしまう・・・

奇岩がたくさんありますがその中に
「ゴジラ岩」が鎮座

残念ながら、夕日をバックには撮影できませんでした。
時間、天気を調節すると、こんな画像が取れるようです

と、本日はこれまで










五城目町 森山

2015年07月11日 | 日記
梅雨に入ってもいい天気が続く秋田
日差しがもったいないので、元、秋田に住みます芸人、桂三若がお気に入りの五城目町森山に行って見ました。
約300m程度の山ですが途中、舗装がなくなり山頂付近は砂利道になります。
すこしがんばって駐車場に着くと、360度の絶好の展望です。
北側

南側

東側

西側、八郎潟の残存湖がきれいに見えます。

町の様子が手にとるようです。

ここは鈴虫の北限だそうで、鈴虫の看板があります

振り返ると鐘突堂があります。一人一回だけと書いてありましたので失礼して突かせていただきました。


それにしてもいい景色です。夕日を見たら最高でしょうね、ただし、暗くなると下るのが大変そうです。
麓に降りてきて、道の駅「五城目」にて

自然薯うどんを頂きました。これ、おいしいです





中島台レクレーションの森、獅子ヶ鼻湿原

2015年07月10日 | 日記
鳥海山の麓、「中島台レクレーションの森」にブナの森がある。
駐車場から入口の看板を過ぎ

管理等を左に見ながら

やや登りをゆっくり登っていくと

レクレーションの森の入口看板があります。

ここから、木道が続いていきます。(歩きやすい)


やがて ブナの林の中に入っていきます。


つり橋を渡っていよいよ本丸へ


つり橋の下を清流が流れます。その流れの澄んでいることこの上なし
P1090973


さらに奥へ進んでいくと


大きなブナが待っている。

名前を「燭台」という

この森のナンバー2らしい
さらに進むとこの森のナンバーワン「あがりこ大王」にたどりつく前に炭窯のあとがある。


この森のブナが変形している原因と一つといわれていわれているのがこの炭焼き。
ブナを使って炭を作る際、切ったブナの運搬に雪を利用するため積雪時にブナを切りだした。切断位置が積雪面(地上2m位)での切りだしとなり後にその位置から
新たに枝が出て成長し変形したブナとなったらしい。
この窯あとを過ぎて「あがりこ大王」が鎮座している。



幹の分かれ目の洞は、熊が冬眠をしたこともあるそうだ。

音楽家の神津善行氏の研究によると森の木は、親分の木があって、森の木全体が
親分の木と同期しているらしい、この森の親分の木はこの「あがりこ大王」であろう

分岐点に戻って、こんどは「出つぼ」の向かう

「出つぼ」とは鳥海山雪解け水が永い年月をかけて流れ下ってきた伏流水が湧き出しているところである。

唐突に、忽然と湧き出している。
P1100003


さらに周回コースにしたがって進んで行く。
少し足場が悪い場所を過ぎて



木漏れ日の中を静かに歩く。
木道を歩く自分の足音だけが聞こえる。


さらに分岐点へ

ここからは電力会社の水力発電用取水路の脇を歩く道を通る



とにかく水がきれいである。ものすごい透明度だ。
この水、ミネラルウォータで売れないものかとふと思ったが、後でネットで見るとph4程度で酸性の水らしい。
人間が飲むには適さない。
この水が鳥海マリモを育むもとになっている


さて、この水、下流に行くと稲作の利用されるが水温が低いため、農業用水路のあちこちに小さなダムのような貯水槽が設けられている(温水路という)。

帰路の途中、「奈曽の白滝」に寄る


P1100050

獅子ヶ鼻の水はとにかく澄んでいる、木漏れ日の中、水の音を聞きながら木道を歩き、ブナの森と一体になれるいい時間が流れていた。