秋田ぐらし akita life

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からまつ山荘 東兵衛温泉 座敷わらしも居るらしい

2017年10月01日 | 日記

 秋田市から約40Km 大仙市協和の山の中にあるからまつ山荘へ
この日は目的地に近づくにつれ、ものすごい雨と雷、大荒れの天気である。
からまつ山荘の駐車場についても車から入口までのわずかな距離を移動するのにも躊躇するような大雨、少し待って玄関に入る。
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玄関で靴を脱いでスリッパになって先に進むと左に宿のカウンターがあり、その前に日帰り入浴券の自動販売機が居座っている。早速、券を購入と思いズボンのポケットを探ると、オット財布は車の中だ。カウンターの支配人に「財布忘れた」と言って、再び豪雨の中車に戻り財布を確認して自販機の前に戻る。自販機のメニューを見ると、一般の入湯券(13~59歳)460円の隣に60~74歳までのシルバー券350円がある。75歳以上は300円となっている。素直にシルバー券を購入カウンターのコンシェルジェに渡し、右手にレストランを見ながらロビーを進み階段を降りるとスキップフロアーには薪ストーブが焚かれていてソファーもあり、とてもいい雰囲気。ストーブの隣にはカウンターがあり、ソフトクリームが販売されているようだ。
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さらに下に降り、更衣室を経由して浴室へ
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年季の入った貫禄のある浴室に広い浴槽には先客が2名、ゆっくりと手足を伸ばして入る。
透明なさらさらの湯で、温泉の温度も自分には丁度いい。
たっぷりはいったあとは、露天風呂に移動、
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空からはまだ大粒の雨が落ちている。
温泉に入っているのだから雨が降ろうと関係なさそうだが、頭頂をたたく雨が気になり落ち着かないので、露天風呂に架かる屋根の下で温泉を味わう。露天風呂はかすかに硫黄臭がする。露天風呂はふたつあり、屋根のある大きな露天のとなりに屋根のない少し小さい丸い露天風呂がある。こちらは少し深めで1mぐらいはあるであろうか?浴槽の底が滑るので気を付けてゆっくりと入る。見渡すと正面に山が見え、広葉樹が少しばかり色づいている。
もう少し秋が深まればいい紅葉が見られそうである。
もう一つ窯風呂があって、サウナの原型と言われる蒸し風呂だそうだが、サウナが苦手なので、蒸し風呂はパスしたが、蒸し風呂は北海道の上ノ国町でのみ採掘される希少な天然鉱石ブラックシリカ鉱石を敷き詰めていて遠赤外線(生育光線)とマイナスイオンを高レベルで大量に放射・発生する特性を持っていて体に良さそうな効能があるようだ。

さて、この温泉の成分はナトリウム・カルシュウムを多く含む硫酸塩泉 ph8,6の弱アルカリの源泉で元湯は浴槽出口で摂氏49~50度で、源泉を地下ポンプより直接、大小露天風呂に注がれている。これは全国的に見ても非常に珍しい源泉掛け流し方式であるそうだ。
効能は飲用すれば胆石症・慢性便秘・肥満症・糖尿病・痛風・慢性胆嚢炎に適用し、療養泉の一般適応症として神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばみ・打ち身・挫き・慢性消化器痛・痔症・冷え性・病後回復期・健康増進などに効果があるとされている。
風呂からあがり、フロントがあるフロアに戻ると、看板が見えた。そこには東兵衛屋敷にまつわる記述があり、どうやら東兵衛屋敷に座敷わらしが住み着いているらしい。宿泊して座敷わらしのご利益にあずかりたいところだ。
外に出るとさっきの嵐のような雨と雷は去り太陽がでていた。
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