秋田ぐらし akita life

日常のできごと、面白いこと、おいしいこと、いろいろ

秋田 国指定 名勝  旧池田氏庭園

2015年10月21日 | 日記
秋田県ではじめての国の名勝に指定された「旧池田氏庭園」を訪ねる。
「旧池田氏庭園」は東北三大地主(山形 本間氏 宮城石巻 斉藤氏)といわれた高梨村池田氏の屋敷を拡張して大正時代に完成したそうである。

正面駐車場にある案内所で入場券(320円)を購入しいざ庭園へ


案内に従い受付で検印スタンプを押してもらい散策開始

米蔵、味噌蔵の蔵並


巨大な桶



六尺桶 
底直径1.8m(六尺) 高さ2m(内側1.8m 6尺)
味噌用の仕込み桶 6トンの仕込みが可能 戦前の農繁期使用人150人が食べて2年分になるという大きな物が
台所の跡にすえられている。

園内の順路に従っていくと、諸所に石灯籠が配置されている。

五重層塔



雪見灯籠
高さ4m 笠の直径4m 笠の面積は8畳ほどになるという巨大なもの


池の畔に佇む洋館
大正11年(1922年)の竣工で、秋田県内で最初の鉄筋コンクリート造建築物である。


なかにはアンティークな蓄音機やオルガンがあった。

この洋館は図書館として青少年に開放された。
池田氏は図書館以外にも、医者を引っ張ってきて無料の私設の医療施設をつくったり、地元の子どもたちのために秋田県で初めて学校給食を提供したり、地元の発展に大きく寄与したそうである。
尚、「旧池田氏庭園」は公開時期があって秋の一般公開は11月8日(日)までだそうだ。