蹴りたい背中 (河出文庫) | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
『蹴りたい背中』 綿矢りさ著 2003年発売。130回芥川翔受賞作品。
自分が先入観なしで手にとって読んだ本以外、巷でベストセラー本と呼ばれた本は
読む気になれません。あまのじゃくな性格です。映画もそうです。
現在、大・大・大ヒットの『アナと雪の女王』も、騒がれれば騒がれるほど観に行く気が
失せた次第。DVDも観る気にならず。ホント、あまのじゃくな性格と思います。
『蹴りたい背中』もそうでした。19歳という年齢で芥川賞受賞。
2003年当時は、子育てまっただ中で本をあまり本が読めなかったせいもありますが、
読む気になれなかった本です。
でも、題名の記憶は残っていたので、まぁよかろうと今回読んでみました。
・・・
主人公が高校生の女子であるため、私自身の高校時代を思い出しました。
それなりに納得できる内容です。高校生の内面の姿がよく描かれていると思いました。
現在綿矢りささんは、作家として活躍中。
2012年に『かわいそうだね?』でまたまた大江健三郎賞を最年少で受賞されています。
一度気に入るとその作家さんの本をひたすら読む傾向がある私。
ですからこの『かわいそうだね?』は抵抗なく読めそうです。
かわいそうだね? | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |