ほんわかと健康に暮らしたいと願う日々

アラフォー・働く母。3世代同居プラス犬と猫。毎日があっという間に過ぎていきますので、その忘備録と愚痴(笑)。

ケガの功名か?義父・義母と別食事に(小さく万歳)

2020-03-30 08:45:16 | 三世代同居
先回書いたコロナ鬱の高齢者についての後日談。

孫が国内1泊旅行で必ずコロナに感染してくると頑なに思い込んでいる義父・義母の
意向を汲み、孫の旅行はキャンセルにした。

いったんはそれで終息した思えた家庭内不和だが、再炎した。

今回は(も)、我らが(というか旦那が)とある出来事の結果をキチンと報告しなかったというのが原因だ。

旦那も報告しようかと思ったらしいが、義父・義母(この場合が父母か)から聞かれなかったから報告しなかったそうだ。

敢えて旦那の肩をもつとすれば男子というものはコミュ力がない。
特に身内に対してはなおさらだ。
旦那はと言えばいらぬことは言うものの、肝心なことは言わない。
当初騒ぐだけ騒ぎ、事が治まれば何も言わない。こちらから聞くと
「ああ、そんなこと」とさも面倒くさげに答える。

まぁ、そんなものだ。
というか腹を痛めた我が子であれば義母とてそのことはわかっているであろう。

わかっていなかったらしい。

そして、もう1つの原因。
その日私が晩御飯担当であったが仕事の延長があり戻るのは午後7時頃であった。
義母に頼もうかと思ったが、以前から自分が作ることになっていたし頼めばまた何を
言われるかわかったものではない。
仕事延長は数日前から分かっていたので、前日の夜に仕込んでおいた。
その最中、義母から
「明日仕事が長いから晩御飯は作るよ」
との申し出があった。
普段であればお願いしたところだが、(もう少し早く言ってほしかった)
くどいようだが、その場はよくとも後日何か嫌味や当てこすりを言われる要素は極力さけたいため
断った。(やんわりと)
そして当日外出予定のない子供にセッティングを頼んでおいた。

それも気にくわなかったそうだ。
義母は好意で申し出てくれたらしい。
そしてまた、断ったことが自分に耳に聞こえていなかったと抜かした。

週末の夕食後、義父・義母の部屋に呼ばれた。

前述のことを言われ、そしてまた孫が旅行を実施しようとしたことを蒸し返された。
そもそもが自分たち老夫婦のことをまったく考え無しで我らが行動した(そう思い込んでいる)のが、
どうにも我慢ならなかったらしい。

我らは何も旅行を強行したのではない。
義父・義母の気持ちもわかったのでキャンセルさせた。
当事者も最初は泣いたが、納得した。
納得したうえでキャンセルしたのだ。

済んだことだ。

しかし、義母には何を言っても(いや言おうとしても受け付けない)無駄であった。
彼女は過去のその時点にとどまって動こうとしないのだ。
側にいる義父もとりなすこともしない。

コミュニケーションというものは、言葉だけでない。
表情や声のトーンで相手の気持ちを言葉以外から推測したりするものだ。
しかし、義母はしゃべるときも他も我らの顔を見ようともしない。
こちらがどんなに暗澹たる気持ちでいるということも(多分表情に思いっきりでていたはず)
見ないがゆえ(見ないようにしていたのか)理解はしなかった。

あまりの情けなさに体の震えが止まらなくなった。
義母や旦那の罵倒をかろうじて聴いていたが耐えられなくなり、逃げ出した。

子どもが心配して側に来た。
恥も外聞もなく子どもにしがみついて泣いた。
子どもは自分を抱きしめて、ずっとそばにいてくれた。
子どもの体は温かくてやわらかくて頼もしかった。

ああ、この子がいてくれてよかった。心の底から再認識した。

私が部屋から逃げた後、逆上した義母が「自分がこの家を出る!」と叫んで部屋を出ようとしたら、
義父が力ずくで止めたそうだ。

結果、どうにかいったんは喧嘩は(と呼べるのか、ののしり合いは)治まった。

その後、義父から食事は完全に別々にしたいと申し出があった。

快諾した。

思えば同居してから週の半分以上の晩御飯(私が居ないときは孫の昼ご飯も)義母が用意してくれていた。

おかずをたくさん作る義母。

見かねて1品でも品数を減らしてくれるよう言ったことはある。

しかし、一時的にそうなってもまたしばらくすると元に戻る。

我らのことを思い頑張ってくれていたことは感謝したい。

でもこちらだって肩身が狭かった。

出来る範囲でフォローはしているつもりであったが伝わっていなかったらしい。

でもこれで義父・義母の食事担当からは解放された。

お互い気分が悪い思いをし、無理をしていた。

主に義父が嫌いな鶏肉、チーズ、半熟卵、からいもの・・・・。

これから気兼ねなく食卓に乗せることが出来る。

昨晩は3人分の食事を作るのはこんなに簡単であったのかと感激した。

義父・義母にもこれからは好きにしてもらいたい。

まだ気まずいし、今後また何か起こるかもしれないが、とりあえずこんな感じとなりました。








身近にもいた・コロナ鬱の高齢者

2020-03-27 09:28:14 | 三世代同居
高齢者たちを洗脳させる手段はテレビのワイドショー番組である
とつくづく感じる今日この頃。

わが家の後期高齢者夫婦(義父・義母)。
ご近所付き合いは多少あれど、親しい友人は皆無といってよい。
日々の日課は通院と買物と図書館通いとペットのお世話であった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、出かけるという行為が削除された。
いや、極端に感染に怯え、外出を超自粛しているのだ。
呼吸器系統に疾患のある義父。
やむおえない外出時は車中で待機しているらしい。

そんな義父と義母が(主に義母)が、我々夫婦にマジ切れした。
そもそもは孫の国内1泊2日旅行をキャンセルしてほしいという依頼であった。

要するには旅行で孫が旅行先や移動手段、宿泊施設からコロナウイルスを持ち込まれたら大変だから、
旅行を取りやめて欲しい

ということだった。

コロナウイルスは何も旅行で感染するわけでもない。
それよりも感染が心配なのは、バイトしている大規模小売業で孫が感染するやもしれぬことであろう。
そして、日常外で働いているわれら夫婦のほうであろう。
しかし、断固として孫が旅行先で必ずコロナウイルスを拾ってくると信じて、譲ろうとしない。

しかし、一つ譲歩を示してきた。(示してきたと当初は思った。)

「孫が旅行から戻って来たら、2週間食事は別にする」
と。

OK,OK。
そもそも義父・義母と一緒に食卓を囲んでも面白くもなんともない。
テレビは大音量でつけっぱなし。
会話もままならない。
というか、虚ろな目でテレビ画面を眺め、時折乾いた笑みをもらす義父・義母の姿を見ていることが不快。

やったと思い、快諾したらそれも気に喰わなかったらしい。

自分も今までは逆らうと色々火消しに面倒だからと、あえていろいろなことに対して
逆らわずにきた。
かちんをくることを言われても(義母は時折言葉尻に嫌味や皮肉を込めて言葉を発するときがある)
聞き流してきた。
しかし、今回だけは逆らった。

宿泊施設、公共交通機関はそれこそコロナ対策で非常に神経を使ってくれているはず。
なにもいたずらに極度に怯えなくともよいであろう。
そして旅行先はかねてから子供が行きたがっていたところ。
またバイトして旅行代を稼いだしね。
1泊2日だし。
海外渡航するわけでもなし。
その場所は爆発的に感染者が増えているわけでもなしにね。


義母たちはそもそも感染に極度に怯えており、加えてわれらに逆らわれたことが非常に気に喰わなかったらしい。

「この際だから今まで云わなかったことをお互いに言い合って
スッキリしよう」
と、
今まで溜まっていたらしい鬱憤・不満を吐き散らされた。

何も好き好んで同居したわけではない。それはアンタたちとて同じであろう。
(まさにその通り)

一生懸命ご飯だって作っているのに。
(こちらだってそうだ。
自分が仕事している日は晩御飯を作ってもらっているが、それ以外はこちらが作っている。
しかも極力上げ膳してやっているであろうに)

しかし、こちらの言い分を言おうとすると

「何いってるか聞こえない」
「普段からあんたたちの会話は半分も聞こえない」

ですって。

耳が遠いことは確か。
でも聴覚検査をすれば別段聞こえて問題ないらしい。

要するに、自分たちに都合の悪いことはシャットダウンしている。

ふりかえってみれば、いつも自分たちに得する内容は、こちらの声が多少小さくとも
ちゃんと耳に届いていた。

喧嘩というものは互いが相手の言葉をキチンといったん受け止めないと成立しないということを
身をもって体験した。

義母の鬱憤内容は今に始まった事柄ではない。
これで一時的に気分が治まったようだが、こういう内容は澱のようにまた
溜まっていき、また何かのきっかけで爆発し、聞きたくもないことをいわれるのであろう。
生きている限り。

ただ、今回の新型コロナウイルス。
ヘンに飛び火して家庭内が不穏になった。



偏った知識と情報で凝り固まっている。
純粋に新型コロナウイルス感染を心配していると思えない。
孫が旅行することに対しての羨ましさも根底にあるであろう。
不安を相談する相手もない。
不安感が増殖していくのはわかる。
多少なりともわれら夫婦のことも心配はしてくれている・・・であろう。(多分)
気持ちはわかるが。

しかし老夫婦で自分たちの世界を作り上げてしまっているから、
他の人間が入れない。
今までの生き方の結果であろう。
二人とも人付き合いが苦手。下手くそ。
それを解っていながらも今さら変えるつもりもなく、ましてやそうそう変えられるものでもないだろう。



結局旅行はキャンセルに。
キャンセル料は取られず、旅行代金すべて返金されるとのことで、それだけが救い。
旅行会社の手を煩わせ、同行するはずだった子どもの友人。こちらのほうが申し訳ない。

ということで、これからは必要最低限の会話だけ
義父・義母とするようにする。
無意識下でこちらを遮断していることが、われらの声を聴こうとしないことに
表れているのだから。
いらぬこと、不要不急の言葉は口に出さぬことを肝に銘じよう。

そしてとりあえず、家にいる時間を今以上に減らしていこう。

疲れた。