愛しの猫プリン (ポプラ文庫) | |
クリエーター情報なし | |
ポプラ社 |
国際結婚をして、アメリカのニューヨーク州イサカに移り住んだ小手鞠さん。
英語がしゃべれず、仕事もなく、友達もおらず、イサカの冬は雪に閉ざされた期間が長く続きます。
そんな気のめいる環境を救ってくれたのは1匹の猫・プリンでした。
アメリカにはSPCAという団体があります。犬や猫の愛護をする団体。プリンは著者夫妻が
SPCAに保護された猫のなかの1匹でした。
親ばか全開の文章ばかりでなく、見知らぬ国で友達を見つけ、周りの環境になじんでいく過程も描かれています。
知らない土地で頑張って過ごす人にもエールを送ってくれる本。
もちろん、猫の話も盛りだくさん。
猫と過ごした経験のある方ならどなたでも共感できてしまうと思います。
我が家にも生後3・4ケ月のときに保護して、家族の1員になった猫たちがいます。