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ほんわかと健康に暮らしたいと願う日々

アラフォー・働く母。3世代同居プラス犬と猫。毎日があっという間に過ぎていきますので、その忘備録と愚痴(笑)。

親子合作料理

2014-05-09 10:28:26 | 日記
5月6日(火)。連休最終日。

連休中に娘(中学2年)が料理を作りたいとのことで晩ご飯作りを

任せました。時折そんな感じで料理を作る意欲をみせてくれますが、

以前は主食、副菜、デザートまですべて自分で作ろうとし(もちろん要所要所

手伝いましたが)、かなりの長時間にわたりすっかりつかれてしまったことが

ありました。それからしばらくはその気にはならなかったようです。

張り切るのはいいことですが、疲れて料理が嫌いになられては困ります。

なので1品作ってとお願いしました。

娘担当は「クリームシチュー」

中身は鶏肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ。

皮むきはかなり丁寧でジャガイモの芽はひとつ残らず取り去ってあり、

煮込む間にアクもきちんととっていたので、スープの色合いが綺麗。

だから味もなめらかでおいしい。普段の私の手抜きを少し反省した次第。

私はドライフルーツ入のパンを作り(焼いたのはホームベーカリーですが)

サラダを追加。





ちょうどキャンプがあるので、いい経験になったね、といったところ娘はご飯炊きの担当だそうで。

しかし、キッチンを親子で使う作業は結構うれしく楽しいものでした。



あまり癒されない心の詩

2014-05-09 09:40:06 | 
あまり癒やされない心の詩
佐藤 正明
風媒社

■   ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■   ■

世の中には、すばらしい金言名句や、すばらしいスローガンがあります。

例えば

「やればできる!」。

子供の頃から親や先生、社会人となってからは上司や同僚の人から幾度となく

聞かされ、また自分も励ます時に使っている言葉ではないでしょうか。

この言葉を胸にハードルの高いことも頑張る。そしてやり遂げる。実にすばらしいことです。

が、ちょっと待って。表には裏がある、光があれば闇もあるではないですが、

そう自分の思い通りにはいかないことがあります。やってもできないこともある。

時として少しひねくれたり社会をはかなんだりしたくなる時ってありますよね。

そんな時に「やればできる!」なんていわれても

「できた人がそう言うんだよね」

なんて思ってしまうのも人間のサガ。

佐藤正明著。風媒社出版。
『あまり癒されない心の詩(うた)』


には世間に流布しているかっこいいスローガンや名句をあれよあれよと、漫画と一言で覆し

ていきます。紹介したのはその一部。

著者の佐藤正明さんは1947年に名古屋市で生まれ、今年65歳になられます。

1986年に中日新聞・東京新聞に政治漫画を描き始め、28年が経過。

本音と建て前が横行する政治の世界を、いろいろな方向から見て風刺する。

私自身子供の頃は新聞の政治欄なんて読まないものですが、佐藤さんの掲載されている

漫画だけはよく見ていました。お正月元旦に特別大きく掲載されている時はうれしく感じた

ものです。

大笑いではなく、口の端が思わずゆがむ笑みがこぼれる、といった感じ。

表現の自由や言論の自由であるはずの現代ですが、結構右にならえ、長い物には巻かれろ

主義が横行し、人と違う意見がなかなか言い出せないですが、この本は誰もが感じたちょっと

ひがんだり、チェッという気持ちを堂々と日の当たる場所にだしてくれています。そんな気分

になってもいいんだよ、と。

だって人間だものですよね。

『あまり癒されない心の詩』

この内容は、年代によって受ける感想は違うかとは思います。

漫画のみならず、文章の筆跡も見る価値は高い。

私は「わかるわぁ~」という気持ちになりました。ゆがんだ笑とはいえ、かなり癒されますよ。

あなたなら、どう感じますか?