本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

さすがはギネス級!「メガスター2」の実力

2008-03-18 23:10:03 | radio

広島市こども文化科学館プラネタリウムに、あの500万の星を投影することができるという世界最高性能のマシン、「メガスター2(ホントはローマ数字なんだけど文字化けするので算用数字の2)」がついにやってきました。きょうが投影初日です。そしてきょうは製作者、大平貴之サンもいらっしゃるということで、ゴゴイチ終了後急いでマイク持って駆けつけました。大平さんのインタビューは明日の「こんなこと聞きたい」で放送しますのでお楽しみに。大平さん、身長188センチでなおかつイケメン。この日も夜は講演があるとのことで平日にもかかわらず女性ファンが随分訪れていました。まあとにかく頭の回転が早い人ですね。でも理系ゴリゴリの冷徹さみたいなものは感じられず、むしろエンジニアとしての熱い情熱を秘めたお人だと察しました。「ひょっとしたら不可能なものはあるかもしれない。でも可能だということはわかるけれど不可能なことってひょっとしたら神様しかわからないのかもしれません」。印象的なセリフです。最初から「不可能」とか「どうせ」とか決め付けてしまっては、ひょっとしたら可能かもしれないのに不可能になってしまうというわけです。何事もチャレンジですね。
あ、メガスターの印象。これはもう凄いの一言。特に天の川が実に見事。お客さんが帰ったあと特別にもう一度見せてもらいまして、7倍クラスの双眼鏡でこの煙のような天の川を拡大してみました。すると、なんとそれが一つ一つの実に微細な星なんですね。逆にあまりにメガスターの能力が高すぎて、普通の人間の視力では追いつかない、つまり一つ一つの星として認識できないというわけです。期間限定です。20日や土日はかなり混雑するでしょう。整理券を配布して対応するようなので、とにかく早めにお出かけくださいね。天文ファンならずとも必見です。


中央のでっかい昆虫みたいなのが「こども文化科学館」のプラネタリウム投影機(ミノルタ製)。メガスター2はその左側の丸っこい機械です。あまりに小さいのでビックリ。


もうちょいと近づいてみます。特別につくられたやぐら上の架台に載せられています。これだけコンパクトなので巡回投影が可能というわけです。ちなみにメガスター2は4兄弟でして、うち2つが巡回用。「明日の神話」が東京に持ってかれちゃったし、その予算でメガスターを購入、ってできんですかね。


これがメガスター2のコントロールパネル。要はマウス操作で簡単に動かせるようです。南半球の星空も見ましたが、大小のマゼラン雲も見事に再現されてました。ディスプレイの向こう側、プロジェクターはオーロラ投影用。メガスターの映し出す星空にオーロラが踊る。感動モンですぜ



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