8時半からフラなので途中までT-C戦をテレビ観戦。打った瞬間それとわかる同点HRの栗原選手、もうリーグを代表する4番といっていいでしょう。この勝負強さと風格。まさに「四番の品格」を身に付けた最強のバッターですね。しかしドーマン投手がしょーもない失点をしたところでテレビを消し、「今日の流れはタイガースじゃの」、と半分あきらめてフラに出かけました。終了後いそいそとスコアをケータイでチェックして絶句。
「勝てとったじゃん」
よく見れば永川クンがリードを守れず敗戦投手。ご存知のように僕は彼の熱狂的ファンなのでちょいとばかしショックであります。そもそも僕がなんで永川のファンになったかというと、おととしの、あの連続サヨナラ負けがきっかけだったんです。身長190あまり。剛速球とフォークで並み居る強打者をばったばったとなぎ倒す、その一方でどん底まで悩みぬいた挙句志願の二軍落ち・・・。こんな人間的かつ劇画タッチなヒーローはなかなかいませんぜ。
リードを守れずの救援失敗はおそらく2シーズンぶりかと。でもね、いずれ彼も負けるときがくるとするなら、ペナントレースが煮詰まった頃ではなく、今のうちがいいのです。でも正直、明日の新聞読みたくないネ。