統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

原発解散(菅おろしーそれでも菅首相を支持しますー)

2011-07-08 00:27:40 | 日記



放射線障害に強いといわれるドクダミとドクダミの花

まるで異口同音のように菅首相が色々こき下ろされている。海江田氏もハシゴをはずされたとカンカンである。与野党でも皆菅首相の権力や名誉に対する執着心にあきれ果て抗議をしている。批評家やマスコミも菅憎しの状態で、菅の悪口を言えば様になった解説のように話している。しかし私が精神医学的に診て菅首相は名誉に執着していない。地位や名誉ばかりを求める人は、「苦労しないで」名誉を得るということを欲するものである。
 
 しかし、どうであろうか。3月11日から菅首相は緊張と興奮と疲労の連続である。色々な人から批判されても本心からの自己主張も出来ず。それこそそのストレスは計り知れないものがあるだろう。そのつらさを乗り越えるエネルギー源は地位や名誉ではなく、命や人生をかけたポリシーである。実際有名なジャーナリストからも「殺すしかない」とまで言われているようだ。

 菅首相の本心はずばり脱原発である。菅首相は自民党時代からの原子力村という怪物に対して驚異を感じているのである。今後の日本における事後処理を正しくしようと思っても、経産省や東電あるいは原子力安全保安院の頼りにならない無責任さ、根強い原子力技術に対する執着、スピーディ1の情報も隠され菅首相は知ることなく、住民の被爆を結局自分の責任にされてしまうのである。

 菅首相は今まさにそこにある危機に対して学習中なのである。こんな特別な危機にたして、四面楚歌の中で最初から上手くやれる人など誰もいない。今さらだれかに変えてどうにかなるものではない。変えたら原子力村のいいなりになる首相になるだけである。こんな状況で自分は絶対辞められなと思っている。しかし自民党にしくまれ鳩ぽっぽから不信任を宣告され「やむを得ず首になるなら、いっそ条件期限付きで退陣をほのめかす作戦」をしたまでのことである。自分たちの決めた首相をペテン師と呼ぶ精神が分からない。子供手当をもらっているせいかまだ大人になっていない。

 今回の原発事故は実に重大な転換点となる。私は原発の電離放射線の特殊健診もしたことがあるし、ヨード131を使った実験研究で博士号を取り、統合医療で高濃度ラドン温泉も発見しマイクロシーベルトの単位は昔から身体で理解しています。

 みなさん今回のことは軽く考えてはいけません。微量の放射線は確かに身体によいと言うことはあります(ホルミシス効果)。しかしそれはラドン温泉などの自然放射線のことを意味しているのであって、原発事故のことを言っているのではありません。医療被曝や空間線量は主に外部被爆のことであって実際の被爆を示すものではありません。内部被爆こそ最も重要なのです。もはやこれからはドクダミや柿の葉茶やみそ汁などの放射線障害防止策や免疫力強化の話しをする方が実際的と言っても過言ではありません。

 玄海再開と聞いたときは実に驚きました。お人好しの九州人をまた騙して、「政府が責任を取る?」原発が爆発したらそんなこと出来るはずないでしょう。プルトニュウム、プルサーマルも玄海が一番、再開もまた玄海が一番、そして日本最古のプルトニュウム原子炉。何処が安全ですか?北朝鮮が玄海ねらったらどうなります?偏西風で福岡広島岡山大阪全滅ですよ。

 新エネルギー買い取り法案、発送電分離最低この法案が通らなければ、原発解散をぜひ菅首相にやってもらいたいし、彼は国民の審判にゆだねるでしょう。脱原発への舵取りこそもはや日本人進むべき道なのです。
コメント
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