久しぶりの山ブドウの収穫。
こちらは、2年ぶりだ。
先月のトビタケをはじめとしたキノコもそうだったけれど、2年ぶり、3年ぶりに再会できると、喜びもひとしおだ。
何回も書くけれど、今、温暖化のために生態系が大きく崩れつつあります。
『100年に一度の・・・』とか、『これまで経験したこのないような・・・』みたいな災害も、もちろん心配だけれど、これまで普通に生息していた種が絶滅してしまうことの方が、更に恐ろしいことです。これは、何万年、何億年もかけて築かれてきたものが瓦解しようとしていることの象徴なのですから。
おっと、話が大きくなり過ぎたぜ。
とにかく、久しぶりの収穫は嬉しい。
美味しく調理しましょう!
で、山ブドウと言ったら密造酒、じゃなくて、山葡萄ジュースですよ。
久しぶり過ぎて、作り方をほとんど記憶していないんだけど、やってみます。
・・・こういう時に、過去の記録が役立ちます。
房から実を外したら400gありました(即戦力)
未熟な粒は冷蔵庫で待機(来週の収穫の頃までに熟して使えるといいな)
・山葡萄を潰します
※2年前に、岩手県の山ブドウ生産地のやり方を見てから真似している方法で
・ジップロックに詰めて、封をしたら
・体重をかけて潰していきます
これ、すごく簡単で助かります。やり方も覚えていました。
・水600mlを加えて加熱します
※90℃以上、但し95℃を超えない(沸騰しない)ように火力を調節しながら20分間
・その後、冷めるまでゆっくり待ちます
色が変わってきました。
・冷めたら、ガーゼで濾して絞っていきます
すっかりワイン色です
もう少しです
・絞り切ったら絞りかすに水200mlを加えて
・軽く加熱
※結構ブドウエキスが残っているので、それを使いたい
今回は、絶対量が少ないので最初のエキスと合流させました
・砂糖240gを加えて溶かし切ったら、冷めるのを待って
容器に移して出来上がり
既に、台所中に山葡萄のいい香りが広がっています。
さて、お味の方ですけど、意外や濃厚ですね。
実は、山ブドウの収穫が少なかった分、水の割合を若干多めにしてみたんですけど、十分に山ブドウの風味を楽しむことができます。 その点は良かった。
ただ、これはジュースですね。 当たり前の話なんだけど、ワインではありません。
気分だけは赤ワイン。されど、
お子ちゃまも喜ぶ、甘さ十分のジュースです。
だからと言って、砂糖を減らしても美味しくならないんですよね。
ただ、赤ワイン効果(肉類をスッキリ食べられる)は、もっと出せると思うんだなあ。
まあ、今回は、これで良しですね。
次回、収穫が多かったら、濃度や味付けに工夫を加えてみようかな。
とにかく、美味しくできて良かった。
月山の神様、ありがとうございました。
それでは、また、この次!
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