山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

マタギのクリスマスケーキ

2023年12月25日 | 日記とレシピ

 「ところで、今夜の料理、どういう分担にする?」

ほう、そう来ましたか。

クリスマスイブにあたって、誰が何を作るか。これは、なかなか民主的で素敵な投げかけだ。

みんなで作って、みんなでクリスマスを楽しむためには、こういう分担も大事だよね。

「私、鶏肉とスープやる。」

いいねえ。

「じゃあ、私はそこに添える飾り野菜とサラダ作ろうかな。」

これもいいねえ。・・・と言ってていいの?

マタギの作るものがないじゃありませんか。

「そう言えば、今年はクリスマスケーキ買うのやめたの。だって、必ず食べ切れなくなって余らせるから。」

その選択は、間違いではない。

普通なら、「それでいいんじゃない。」と言うところなんだけど、返事をせずに考える。

余らせるとは言っても、やっぱりクリスマスにケーキは欠かせませんよ。

ディナーの役割が全くなくなりそうなマタギだから、この際、作ってしまいましょうか。

 で、家族には内緒でちょっと買い物に出かけることにしました(途中でバレたけど)。

 買ってくるのは、イチゴその他のフルーツ。

       買ってきちゃった

驚くべきは、イチゴの値段。1パックに十数個入って千円近い。『あまおう』なんて更に倍の値段がついている。

まあ、今が一番の稼ぎ時だというのは分かるけど、皆さん商売上手やがな。

それでも買ってくれるマタギのような客がいることを、しっかり見込んでの値段ですがな。

しゃあないわ。もろうておきますか。1パックかごに入れて、ついでに他のフルーツにも目をやると、ほぼ同量のパイナップルが百円台。

何やねん、この値段の差は、と思いつつ、こちらもかごに入れて持ち帰りました。

 これで、準備OK。早速取り掛かりましょう。

 作るのは、イチゴとパイナップルのショートケーキ

 下ごしらえ・調理の部

 ケーキの場合、まずはここからですね。

 ・ケーキ型にクッキングシートを敷き詰めます

 ※実は、先日の『カレーまん』の時に使ったシートがきれいだったので洗っておいて、そのまま使いました

 ・・丈夫なクッキングシートのことですので、料理によっては、今後も続けたいと思います。

       生地の材料になります

 ・卵3個に無塩マーガリン40グラニュー糖80とはちみつ12に、薄力粉90g

 ・卵にグラニュー糖とはちみつを加えて、湯煎しながら混ぜていきます

 ・10分ほど続けるとペースト状になってきます

 ・ふるいにかけた薄力粉を混ぜたら

 ・300w1分で溶かしたマーガリンも加えて更に混ぜます

 ・型に流し込んだら、予熱済みのオーブンで180℃30分

 ・この隙にイチゴのヘタを取って、パイナップルを薄切りに

       さあ、いい感じに生地が焼けましたよ!

 ・ひっくり返してあら熱を抜いている間に生クリームです

 ・生クリーム300gに対して砂糖20gとバニラ3振り

       おおっ、さすがに冬至、しっかり固まるわい

 ・生地を横半分に切り分けたら生クリームを塗って

 ・パイナップルを敷き詰めて

 ・もう一度生クリームを塗ったら蓋をします

 ・実は、途中からだんだん怖くなってきて生地を縦半分に切りました

 ※後で考えると、ここで6等分なり8等分なりにすべきだったと思います

 ・全体に生クリームを塗ったら

 ・周辺部をしぼり器で飾り、イチゴとチョコをトッピング

 一応、出来たぜ。

 氷点下に近い廊下に置いて冷やしておきました。

       妻と娘が作ったディナーを堪能した最後に

       みんなで戴きました

 スポンジの間に生クリームをたっぷり挟んであったから、最後に切り分けるのが大変でした。

 でも、とりあえず形は保たれた。

 味の方は、生クリームのフワフワ感とフルーツの甘酸っぱさとがコラボして、秀逸ですね。

 皆さん、喜んで食べていました。

 よかった。

 ということで、イエス様と八百万の神様にメリークリスマス!



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