ハナイグチ。山の中では可愛らしいキノコなんだけど、家に持ち帰って改めて見直してみると、
迫力のボディー(ひと茹でしたもの)
結構充実した姿をしています。
食べては、ナメコの食感を伴った大型キノコ。マタギは、家に持ち帰ったときの名前を変えて『ナメコの親分』と呼んでいます。
下ごしらえだけ済ませて出勤しました。
「どうやって食べようかな?」と考えながら帰宅すると、
「半分使っちゃった。」
と妻の声。何々?どう使ったの?
親分入りスープ(ちょっと色濃いとこ)
ほう、スープに使ってくれましたか。後で食べてみたけれど、なかなか合いますね。量的にはかなり遠慮して使ったみたいだけど、次回はもっと多く使っても良さそうです。
さて、残りの親分だけど、やっぱりナメタケにして戴くことにしました。理由があります。
この季節の山形では、モッテノホカが食卓を飾るんですね。これ、山形を代表する食用菊です。これをサッと湯通し(酢が必須)したおひたしにナメタケをかけると、
こうなります
これが美味しいんだなあ。しかも綺麗でしょ。
で、今回もナメタケってわけです。ここからは早足で、
・適当な大きさに切り分けて
・酒醤油みりん各大さじ2と、砂糖小さじ1で煮ます
・「cookpad」の人気レシピに書いてあったんで、酢を入れてもう一煮立ち
・煮詰まる前に火を止めると、トロトロに仕上がります(酢の効果は??)
本日の夕食
メインは肉野菜炒めなんだけど、洋梨とモッテノホカ、そしてナメコの親分が秋の雰囲気を醸し出しています。
こうして季節の食材を味わえることに感謝!
山の神様をはじめとした恵みに感謝を込めて、戴きます。