わきやくのきせつ さくらぎ こうよう
あんた
よくきづいたね
わきやくの このおれに
おれんとこの しゅやくは
ぶたいを おりちまったしよ
おれも
やくが おわったから
はやいとこ ぶたいからおりて
だいちの こやしにでも
なろうと おもってたところさ
それがよ
からふるだって?
きれいだって?
そんなことば かけられたら
きが かわっちまうじゃないか
もうすこし
このぶたいに のこってみようかな
なんてさ
ありがとよ
またな
久しぶりに広い通りを散歩してみると、
紅葉の始まった桜
あおい葉も混じる、中間地点?
赤のグラデーションは見飽きません
秋の日差しがよく似合う
青空にも映える
春の桜は、もちろん美しいし儚いしで大好きだけれど、秋になって色づく桜の葉も違った美しさと儚さを演出してくれて素敵です。どっちが侘(わび)で、どっちが寂(さび)かなんて分からないけれど、桜の楽しみを春だけに限定してしまっては勿体ないように思います。
今回出会った『こうよう』さんみたいに、花の季節は終わったとしても、草木が別の楽しみ方を教えてくれるのがこの季節かな、なんて思いながら、景色の変化を味わう昼の散歩になりました。『こうよう』さん、もう少し長く留まって、秋を楽しませてくださいね。