山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

揚げても旨いアジの味わい

2021年10月22日 | 日記とレシピ

 やっぱりアジは美味しいお魚です。刺身も塩焼きも大変結構でした。おまけに、結婚記念日のお祝いまで出来てしまったんだから、アジ様々です。

 さて、前回の秋刀魚と同様に、アジも鮮度の落ちるのが早い。明日は夜勤だから、その前に調理を済ませておくべきだろう。どうする?

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪アジの揚げ物≫

 刺身でも焼いても美味しいアジですけど、揚げても美味しいんだよねえ。で、

       豆アジと豆イワシ他

超可愛い奴も連れてきちゃったから、まずはこの料理でしょう。

  ≪アジの南蛮漬け≫

 下ごしらえの部

 ・超チビちゃん達は、エラとワタだけを抜いて軽く洗う

 ・中アジ(4匹)は、ゼイゴを外して三枚おろし。更に2~3等分に切る

 ・タマネギ1/2個は薄い半月切り。ニンジン1/3本は千切りにしてボールで待機

       こんな感じ

 調理の部

 ・南蛮酢を準備します(酢60:水と醤油各50:みりん15:砂糖30gに顆粒だし)

 ※一煮立ちさせて、待機していた野菜にかけます

       南蛮酢を煮立たせて

       野菜にかけると既にすごく美味しそう

 ・魚の水気を拭き取って、片栗粉をまぶします

       袋でバフバフね

 ・まずは、尾頭付きのチビちゃん達を低温でじっくり揚げて南蛮酢に浸けていきます

       じゅわっ

 ・切り身の方は、少々油温を上げて普通に唐揚げにして

       じゅわっ、じゅわっ

 ※野菜とかの隙間を作って、しっかり液に浸けます

 ※冷めたら冷蔵庫で1日待機

 ここまでで1日目は終了しました。

 2日目。

 ※海水と同じ濃度の食塩を溶かした氷水に入れておきました

  ≪アジのフライ≫

 ・ゼイゴを外して三枚におろして塩します

 ・腹骨は外したけど、血合い骨は残しました(揚げてしまうと気にならない

 ※結構皮が丈夫なので、蒸気抜きのために飾り包丁を入れます

 ・溶き卵に小麦粉+水でバッタ液を作り

 ・くぐしてパン粉にまぶして

       準備OK

 ・中温の油で揚げます

 ※分かりづらいんだけど、飾り包丁効果で皮が膨らまずに済みます

       出来上がりです

 バッタ液の残りに、余ったパン粉とベーキングパウダーとコンソメとカレー粉を入れて遊んでみました。

       結構美味しいへんてこ揚げ物

 それはそれとして、本命の揚げ物達はどうだったかというと、大変美味しゅうございました(めでたし)。

 ここまで来ると、あと3日や4日は美味しく戴けます。安心して夜勤に出掛けることができそうです。

 それでは、行ってきます。

 ところで、フライの下ごしらえなんだけど、よく見かける切り方があります。普通に思い浮かぶんじゃないかと思うんだけど、ハート型に開いた形です。でもね、開いて揚げようとすると、背びれや尻びれが邪魔になることが多いものだから、我が家では割り切って三枚おろしにしています。皆さんはどうしているのかなあ。