秋刀魚料理にうつつを抜かしているうちに、すっかり忘れていたことに気付いた。冷蔵庫にマイタケが残っていたのだ。
冷凍してしまった分は安心なのだけれど、冷蔵保存は、そんなに日持ちしない。それなのに、10日以上置き去りにしてしまった。
「うわあ~、ごめんなさい!」
恐る恐る冷蔵庫の野菜室の奥にしまってあったマイタケを取り出してみる。
マイタケを包んでいた新聞紙、その中で更に包んでいたキッチンペーパーを開けてみる。
おおっ、大丈夫じゃない。ホッとして調理に移ることにする。数は少ないけれど、大きめの株なので天ぷらでしょう。ただ、単品では足りないので、品数を増やすことにした。前回と同じくナスを使います。丁度、知り合いから届けられた秘伝豆(枝豆の品種)があるので、これも使わせていただきます。
下ごしらえ・調理の部
・具材の準備は写真のようにしました
こんな感じです(ナスの下の皿にタマネギとエビ)
今回大きく変えたのが、衣の材料。今まで使っていたマヨネーズを抜いても十分にカラッと揚がるんじゃないかなと考えました。
・卵黄に冷水を加えて(4)、薄力粉(3)と片栗粉(1)を濾し注いで、軽く混ぜます
この衣で揚げてみると、
いい感じ。・・揚げ玉が多いかも
・泡が小さくなったタイミングで取り出すと
まずまずいい感じだと思う
・ナスも同じように揚げて
・衣に小麦粉(1)を足して、かき揚げの部
・タマネギ1/2個をくし切り。
・戻しておいた冷凍剥きエビと茹で上げた秘伝豆を加えて衣を潜らせます
こんな感じ
・小さめのお玉ですくって、揚げ油に落とします
いい感じ!
揚げ上がりました
なかなかいいけど、ナスの仕上がりを見ると、もう少し濃度が高くても良かったかも。以前よりも揚げ玉が多く出ますね(写真上部)。代わりに、油自体の汚れが抑えられる感じ。
食べてみると、問題なくというか、非常に美味しかったです。
何よりも、マイタケの味も香りも素晴らしい!
ああ、悪くなる前に気付いて食べることができて、本当に良かった。
山の神様、ごめんなさいね。あんまり自信がない(というか、またしでかす確率100%な)んだけど、こういうことがないように気をつけていきたいと思います。