山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

つかまらない おにごっこ(さんぽうた94)

2021年07月31日 | いきもの

  つかまらない おにごっこ  にげみず りょうた

 

あついひざしに

めをさます

 

あめじゃないけど

ぬれている

 

いけじゃないのに

けしきがうつる

 

つかまえられるなら

やってごらん

 

だれがおにでも

つかまらない

 

あしのはやさは

せかいいち

 

でもさ、つかまらないのも 

つまらない

 

べつのあそびも

やりたいなあ

 

       真夏の日差しとともに現れます

       こんなお花が咲く頃に

       道路の向こうが濡れている?

       あれ?こっちでも

       車が走っても、しぶきは上がりません

 暑い日のお昼頃、遠くの地面が濡れたように見える逃げ水。近づくと消えてしまい、遙か先に去ってしまう逃げ水。不思議な現象です。

 昔々、そんな風に見える理屈を聞いた記憶はあるんです。透明なガラスでも斜めから見ると景色が映るようなもの。屈折率がどうたらこうたら。??? 今ひとつしっくりきてない感じ。

 ま、いいや。

 これが見られるようになると「夏が来た!」という気分になります(歳時記では春の季語らしいから、こちらもちょっと不思議)。

 でもさ、だれから追いかけられても逃げ切ってしまう『りょうた』君にとってはどうなのかな、と思って本音を聞いてみました。

 誰か、『りょうた』君と別の遊び、してくれないかな。