つかまらない おにごっこ にげみず りょうた
あついひざしに
めをさます
あめじゃないけど
ぬれている
いけじゃないのに
けしきがうつる
つかまえられるなら
やってごらん
だれがおにでも
つかまらない
あしのはやさは
せかいいち
でもさ、つかまらないのも
つまらない
べつのあそびも
やりたいなあ
真夏の日差しとともに現れます
こんなお花が咲く頃に
道路の向こうが濡れている?
あれ?こっちでも
車が走っても、しぶきは上がりません
暑い日のお昼頃、遠くの地面が濡れたように見える逃げ水。近づくと消えてしまい、遙か先に去ってしまう逃げ水。不思議な現象です。
昔々、そんな風に見える理屈を聞いた記憶はあるんです。透明なガラスでも斜めから見ると景色が映るようなもの。屈折率がどうたらこうたら。??? 今ひとつしっくりきてない感じ。
ま、いいや。
これが見られるようになると「夏が来た!」という気分になります(歳時記では春の季語らしいから、こちらもちょっと不思議)。
でもさ、だれから追いかけられても逃げ切ってしまう『りょうた』君にとってはどうなのかな、と思って本音を聞いてみました。
誰か、『りょうた』君と別の遊び、してくれないかな。