動物たちは厳しい季節を乗り越えるために、それぞれが自分の命をつないでいけるように工夫をしている。分かりやすいのは野鳥の『渡り』ですね。自分が暮らしやすい子育てしやすい環境を求めて移動できる野鳥の自由には、敬意と憧憬しきり。
そこまで自由に動けない動物たちは、『夏羽』と『冬羽』みたいに衣替えをして暑さ寒さを凌いでいます。人間の生活もこの辺の動物に近いと思います。
でもね、ここ最近の気候の変動幅は、衣替えごときでは凌ぎきれない厳しさを伴っているような気がするんです。そうなると、次に考えなければならないのが『冬眠』や『夏眠』です。大体において、体温を超えるような気温のもとで命を削りながら働くのって、間違っていると思います。この際、昼夜逆転させて、涼しい夜に活動をして暑い日中は休む。そんな生活サイクルに切り替えていきましょう!
などという妄想はさておいて、暑さを凌ぐデザートPart3にとりかかります。
≪チョコバナナパフェ≫
下ごしらえ・調理の部
・冷凍庫に残っている食材を点検
フローズンヨーグルトと
アイスクリーム(いつの間にかかなり減ってる)と
バナナがあります
・冷やしたカクテルグラスに薄切りのバナナを並べて
・フローズンヨーグルトを敷き詰めます
なんだかいい感じ
・アイスを乗せたところに
・砕いたチョコレートをまぶして
・オレンジジャムを乗せてみました
普通、こういう料理って、最終的にどうなるかを考えて作るんだよね。でも、今回は目の前にあるものを何となく組み合わせていくうちに出来ちゃったという感じ。もうちょっと赤い色、例えばイチゴとかサクランボみたいなものが乗ると、もっと綺麗だっただろうと思うんだけど、まあ、ええわ。まずくはないでしょう。
冷凍庫に入れて、しばらく離れていたんだけど、戻ってみたらなくなっていた。聞けば、
「美味しかったよ♡」
だそうだ。
冷凍。まあ、これも人間が暑さを乗り越えるために編み出した技術ですからね。それを使って元気になるなんて、他の動物には真似ることも出来ないでしょう。素晴らしい知恵だと思う。こうして、いつでも食べることが出来るって素晴らしいことだ。
でもね、「美味しそう!」とかさ、「食べてもいい?」とかさ、ちょっと一言あると、嬉しさも倍増するんだけどなあ。
行き当たりばったりで作った料理は、行き当たりばったりで食べられてしまうと言うことかな。
ただ、ちょっと気付いたことが一つ。それは、料理には、作り手の心が宿るということ。これは、時短でもじっくりでも同じ。
今回は、時短料理。ある意味で手抜きかもしれないけれど、それでも作り手の思いってものは存在してるんですね。そんなことを改めて教えてもらった気がします。
さあ、次は何を作ろうかな。もうちょっと心を込めてみたいですね。