山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

もしかして、今が旬?

2021年07月10日 | 山菜料理

 本日の山菜採りも「スーパー朝仕事」になり、帰宅は午前6時頃。マタギが出掛けたことにも帰宅したことにも、家族は気付いていないのではないだろうか。そうして、目覚めた家族が台所にやってくると、

       メリークリスマス!・・・じゃないよね

サンタさんじゃないけど、美味しい食材が待っています。

 これって、なかなか気の利いたプレゼントだと思いません?ただし、前提条件は、美味しく調理されて食卓に出してもらえることですけど。

 それにしても、美しいミズです。スッと伸びた背丈は60㎝ほどあります。初期のものとは、大きさが全然違います。それでいて葉っぱが瑞々しい。これは、また天ぷらもOKでしょう。旨いのが揚がるぞ。

 ということで、

  下ごしらえの部(今回は経過を少し詳しくしてみます)

 ・皮を剥きながら、茎と葉先とを分けていきます

 ※先端から4~6番目の葉を茎の下に向かって引いていくと

       皮が一緒に剥けていきます(写真右上)

 ※葉が互生しているので、反対側の葉も引いていくと

       分かるかな?葉と皮を剥いたところ(中央が茎で、左右が皮と葉)

 ・先端部は、むしり取るんだけど、旨そうなやつを天ぷら用にキープ

       この子達が天ぷらになります

 ※密封して冷蔵すれば、結構日持ちします

       これにて下ごしらえはほぼ完了(あとはしごき洗うだけ)

 左下の葉と皮は、我が家の庭の肥やしになります。

 

  調理の部

  ≪ミズトロロのだし≫

 前回、大好評だったので、また作ります。

 ・茎の根元部分を短く刻んでいきます

       旨そうじゃ!!

 調子に乗って前回の2倍(200g)刻んだのだが、ここで気付く。「今は、梅雨のまっただ中じゃないか。生ものが一番日持ちしない季節だ。」どうしましょう。

 ポクポクポクポク チ~ン

  加熱してから半分を冷凍保存

 どうなるか分からない。だけど、コゴミがあれだけ美味しく保存できるんだから大丈夫かも。その辺に期待を込めて調理を進めることにした。

 以下、前回と同じなので主に画像で紹介。

 熱湯に入れると

 色が変わる

 水にさらして(半分を冷凍庫へ)

 残りの半分を包丁で更に刻んで

 刻んだキュウリと合流

 醤油、みりん、酢、砂糖とガゴメ昆布を和えて冷蔵庫で待機

(45g、10g、10g、小さじ2と5g)

 お昼に試食してみたら、やっぱり美味しかった。これからのご飯の楽しみが増えました。そして、

 例によって美しく美味しい茎のおひたしも出来ましたよ

 

 ミズの根元が粘りを強くするのは、このぐらいの大きさに育った頃。更に、茎も葉も食べ頃。しかも、一つ一つが大きいから収穫もはかどる。

 ・・・もしかして、今が食べ頃と言うことじゃないか?ミズの旬は、出始めじゃなくて、しっかりと伸びた今頃なのかも。ということは、

 これは、ますます『畑仕事』に出掛けねば。

 山の神様、これからもどうかよろしくお願いいたします。ね。