山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

のんびりいこう(さんぽうた91)

2021年07月17日 | いきもの

  のんびりいこう    かみさまとんぼ しと

 

ひらり ふわり

のんびりいこう

 

くるまもいいけど

あるきも  いいものだ

みえてなかったものが

みえてくる

 

くうらあもいいけど

うちわも  いいものだ

かぜのきもちが

みえてくる

 

ぱそこんもいいけど

てがきも  いいものだ

ほんとうのじぶんが

みえてくる

 

ひといきいれて

あたりをみわたそう

たからものがあふれてる

 

ひらり ふわり

のんびりいこう

 

 梅雨空の隙間を縫っての昼の散歩(昨日、当地でも梅雨が明けましたが)。結構久しぶりです。目に入る生き物の姿が、かなり変わってきたことに気付きました。

 心惹かれるものは沢山いたのだけれど、その一つがこれです。

       ハグロトンボ

       あっちにも

       こっちにも(みえるかな?)

       羽根は幅広く、柔らかそうです

 ハグロトンボと言うよりも、『神様トンボ』と呼んだ方が、マタギにはしっくりきます。ただ、妻に聞くと、

「神様トンボって、イトトンボのことじゃないの?」

だそうだ。

 調べてみると、日本全国に色々な『神様トンボ』がいて、同じ山形県内でも地域によって種類が違うらしい。まあ、山には『山の神様』がいて、川には『水神様』がいて、海には『海神様』いるんだから、いろんな神様トンボがいても全然問題ないですよね、この八百万の神の国では。

 ということで、マタギにとっての『神様トンボ』はこれなのだ。優雅に飛び交い、何ものにも動じることのない神様の使いだ。この方々を見ていると、

『そんなに慌てなさんな。あなたの周りには、幸せの種がいっぱい散らばっているんだから。』

と言われているような気がしてくる。

 そうだよな。自分のペースでも十分に人生は楽しめる。自分の目線は、まず自分自身に、そして家族に向けつつ、時々、上空の気象衛星から全体を見る(何言ってるのか分かんない)ぐらいでちょうどいいのかもしれないね。

 ありがとうね、神様の使いさん。